Users Guide
3. この行の public を新しい SNMP コミュニティ名と置き換え編集します。編集後の行は、次のようにな
ります。rocommunity コミュニティ名 127.0.0.1.
4. SNMP 設定の変更を有効にするには、/etc/init.d/snmpd restart と入力して SNMP エージェントを再起動し
ます。
SNMP Set 操作を有効にする
IT Assistant を使って Server Administrator の属性を変更するには、SNMP Set 操作を Server Administrator を実行
中のシステムで有効にする必要があります。 IT Assistant からシステムのリモートシャットダウンを有効に
するには、SNMP 設定操作を有効にする必要があります。
メモ: 管理機能を変更するためにシステムを再起動する場合、SNMP Set 操作は不要です。
Server Administrator を実行中の SNMP 設定操作を有効にするには、次の手順を実行します。
1. SNMP エージェント設定ファイル /etc/snmp/snmpd.conf を開きます。
2. 次のラインを探します: rocommunity public 127.0.0.1。
3. rocommunity を rwcommunity に変更してこのラインを編集します。編集後、新しいラインは次のよ
うになります: rwcommunity public 127.0.0.1。
4. SNMP 設定の変更を有効にするには、次のように入力して SNMP エージェントを再起動します: /etc/init.d/
snmpd restart
。
VMware MIB をプロキシするために対応 VMware ESX 4.0 オペレーティングシステムが稼動するシ
ステムにおいて SNMP エージェントを設定する
ESX 4.X サーバーは、SNMP プロトコルを使って単一デフォルトポート 162 経由で管理できます。 このために
は、snmpd はデフォルトポート 162 を、vmwarehostd は 167 のように異なる(未使用の)ポートを使うよう
に設定されます。 VMware MIB ブランチの SNMP 要求は、snmpd デーモンのプロキシ機能を使って vmware-
hostd に送信されます。
VMware SNMP 設定ファイルは、ESX サーバー上、またはリモートシステム(Windows または Linux)から
VMware Remote Command-Line Interface (RCLI) コマンド、vicfg-snmp を実行することにより、手動で変更で
きます。 RCLI ツールは、VMware ウェブサイト vmware.com/download/vi/drivers_tools.html からダウンロードで
きます。
SNMP エージェントを設定するには、次の手順を行います。
1. VMware SNMP 設定ファイル、/etc/vmware/snmp.xml を手動で編集するか、または次の vicfg-snmp コマ
ンドを実行して
SNMP 設定を変更します。 これには、SNMP リッスンポート、コミュニティ文字列、お
よびトラップターゲット
ipaddress/port、およびトラップコミュニティ名が含まれ、次に VMware SNMP
サービスを有効にします。
a. vicfg-snmp.pl --server <ESX IP addr> --username root --password <password>
-c <community name> -p X –t <Destination_IP_Address>@162/ <community name>
未使用ポートを示します。 未使用ポートを見つけるには、定義済みシステムサービスのポート割り
当てについて /etc/services ファイルをチェックします。 また、選択したポートがどのアプリケーショ
ンまたはサービスでも使用されていないことを確認するため、ESX サーバーで次のコマンドを実行し
ます: netstat –a command
メモ: カンマ区切りで複数の IP アドレスを入力することも可能です。
VMware SNMP サービスを有効にするには、次のコマンドを実行します。
b. vicfg-snmp.pl --server <ESX IP addr> --username root --password <password>
- E
設定を表示するには、次のコマンドを実行します。
c. vicfg-snmp.pl --server <ESX_IP_addr> --username root --password <password>
-s
変更後の設定ファイルの例は次の通りです:
<?xml version="1.0">
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