Reference Guide
フィールド 説明
書き込みポリシー
キャッシュが書き込みサイクルを扱う方法を示します。ライトバック ポ
リシーでは、キャッシュはバッファのように機能します。プロセッサが書
き込みサイクルを開始すると、キャッシュはデータを受信してサイクルを
停止します。その後キャッシュはシステムバスが使用可能になるとデータ
をメインメモリにライトバックします。
ライトスルーポリシーでは、プロセッサはキャッシュを通過してメインメ
モリに書き込みます。データがメインメモリに保存されるまで、書き込み
サイクルは完了となりません。
結合性
メインメモリの内容がキャッシュに格納される方法を示します。
• 完全アソシエティブキャッシュでは、メインメモリのラインはキャ
ッシュのどの場所にでも格納できます。
•
n
ウェイセットアソシエティブキャッシュでは、
n
個の固有のメモ
リラインを同じ
n
個のキャッシュラインに直接にマップします。
例えば、メモリ内の任意のページのライン 0 がキャッシュメモリの
ライン 0 に格納されます。
対応するキャッシュデバイス
の種類
デバイスがサポート可能なスタティックランダムアクセスメモリ
(SRAM)の種類。
現在のキャッシュ デバイスの
種類
現在インストールされている、キャッシュがサポート可能な SRAM の種類。
外部ソケット名 シルクスクリ
ーン名
システムボード上のソケットの横にプリントされている名前
エラー修正の種類
そのメモリが実行可能なエラーチェックおよび訂正(ECC)の種類。コレ
クタブル ECC またはアンコレクタブル ECC。
omreport chassis pwrmanagement または omreport mainsystem pwrmanagement
システムの電源バジェットキャップと電源管理のプロファイルを表示するには、omreport chassis
pwrmanagement または omreport mainsystem pwrmanagement コマンドを使用します。値は、構成に基づいてワ
ットや BTU/Hr 単位で表示されます。
omreport chassis pwrmanagement
または
omreport mainsystem pwrmanagement
メモ: コマンド間で統一するために、このコマンドと以降のコマンドレベルの出力形式が変わりました。
したがって、これに合わせてユーザースクリプトを変えなければならない場合があります。
メモ: omreport chassis pwrmanagement または omreport mainsystem pwrmanagement コマンドは、PMBus
(Power Management Bus)をサポートし、ホットスワップ対応の電源装置を搭載している PowerEdge
yx1x
システムで適用可能であり、固定型の非冗長電源装置が取り付けられているシステムでは適用できませ
ん。
omreport chassis pwrmanagement または omreport mainsystem pwrmanagement コマンドの出力には、有効なパラ
メータが一覧表示されます。次の表は、使用可能な設定を示します。
表
11. omreport chassis pwrmanagement または omreport mainsystem pwrmanagement の有効なパラメータ
名前 = 値のペア
説明
unit=<watt | btuphr>
ユーザー指定の単位で電力を表示します。
config=budget
電力バジェットの情報を表示します。
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