Reference Guide
26 omreport
:計装サービスを使用したシステム状態の表示
パラメーター表の規則
コマンド用のパラメータを一覧表示する場合、パラメータはコマンドラインイン
タフェース(
CLI
)に表示される順ではなくアルファベット順にリストされます。
記号「
|
」はパイプと呼ばれることがあり、
排他的論理和または演算子を表しま
す。例えば、有効
|
無効
はコンポーネントまたは機能の有効化または無効化を意
味します。
omreport コマンドのコマンド概要
本章では、可能なすべての
omreport
コマンドを一覧にしますが、お使いのシ
ステムで使用できるコマンドはシステム構成によって異なります。
omreport
コ
マンドの結果は、システムによって異なる場合があります。
omreport
コマンド
は、インストール済みのコンポーネントに関する情報のみを表示します。
メモ
: システムに外部シャーシがある場合、表示される結果はオペレーティングシ
ステムによって異なります。
SUSE LINUX Enterprise Server および Red Hat
Enterprise Linux のシステムでは、omreport コマンドは、メインシャーシ情報の
後の別の項に外部シャーシ情報を表示します。
Microsoft Windows システムでは、
外部シャーシのデータは
omreport 出力には表示されません。
表
3-2
は
omreport
コマンドの高レベルの概要です。
コマンドレベル
1
の列に
は、一般的な
omreport
コマンドの使用を示します。
コマンド
レベル
2
には、
omreport
を使って表示できる主要オブジェクトやコンポーネント(バージョン
情報、シャーシ、ストレージ、および
システム)を示します。
コマンドレベル
3
には、レポートを表示する特定のオブジェクトおよびコンポーネントを示します。
必要なユーザー特権
とは、コマンドを実行するのに必要な特権の種類を表し、
U=
ユーザー、
P=
パワーユーザー、
A=
アドミニストレータを表します。
用途
は
omreport
を使って実行する操作に関する一般的な説明です。コマンドの構文と
使い方の詳細については、この項で後述します。
表
3-2
では、バージョン情報、システム、およびメインシステムシャーシに使用
可能な
omreport
コマンドを一覧表示します。ストレージコンポーネントの表
示については、
25
ページの「
omreport
:計装サービスを使用したシステム状態
の表示」
を参照してください。
表 3-2. omreport コマンドレベル 1、2 、3
コマンドレ
ベル
1
コマンドレベル 2 コマンド
レベル 3
必要な
ユーザー
権限
用途
omreport
modularenclosure
U、P、A すべてのモジュラー
シャーシの情報を表
示します。