Reference Guide
CLI
コマンド結果の使用方法
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次は、ファイルに書き込まれた結果の一部です。
4
時間後、コマンドを繰り返します。午前
11:00
時の
fans.txt
に書き込まれたス
ナップショットは必要ないとします。同じコマンドを次のように入力します。
omreport chassis fans index=0 -outc fans.txt
または
omreport chassis fans index=0 -outc fans.txt
午後
3:00
時
のデータによって午前
11:00
時のデータが上書きされます。
fans.txt
ファイルのデータ
Fans.txt
の内容が今度は次のようになります。
前のコマンド結果を参照して、前のファンプローブ
0
出力を現在の出力と比較す
ることはできません。
-outc
オプションを使って
fans.txt
ファイルを上書きし
たからです。
既存のファイルへのコマンド結果の追加
-outa
オプションは、以前に書き込まれたファイルに保存されているデータに新
しいコマンド結果を追加する場合に使います。例えば、
午前
11:00
時に
システム
上のファンプローブ
0
のファンプローブ
RPM
読み取り値をキャプチャして
fans.txt
というファイルに結果を書き込みます。これらの結果を
4
時間後に得
た同じプローブの出力と比較するには、
-outa
コマンドを使って新しい出力を
fans.txt
に追加できます。
インデックス
: 0
状態
: OK
プローブ名 : システム基板ファン 1 RPM
読み取り値
: 2380RPM
最小警告しきい値
: 600RPM
最大警告しきい値
: 5700RPM
最小エラーしきい値
: 500RPM
最大エラーしきい値
: 6000RPM
インデックス
: 0
状態
: OK
プローブ名 : システム基板ファン 1 RPM
読み取り値
: 3001RPM
最小警告しきい値
: 700RPM
最大警告しきい値
: 5500RPM
最小エラーしきい値
: 500RPM
最大エラーしきい値
: 6000RPM