Reference Guide
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計装サービスを使った
omconfig:
コンポーネントの管理
表
4-26
は、プラットフォームイベントを設定できるコンポーネントとイベント
の一覧を表示します。コンポーネントはアルファベット順に表示しますが、警告
イベントは常にコンポーネントのエラーイベントより先に表示します。
action=
powerreduction
プロセッサのスピードを、電力消費が下がって警告しきい値以
下の値に達するまで、減らします。システムの電力消費が警告
しきい値以下である場合、プロセッサのスピードを増加します。
メモ
:
この処置は
PowerEdge
yx1x
システムより以前の
PowerEdge
ラック型およびタワー型システムでのみ適用可能です。
action=reboot
オペレーティングシステムを強制終了し、システム起動を開始
して、
BIOS チェックを実行してからオペレーティングシステム
を読み込み直します。
表
4-26. omconfig system platformevents のパラメータ
イベント名 説明
alertsenable=true | false
true
:プラットフォームイベントフィルタ警告の生成
を有効にします。
false
:プラットフォームイベントフィルタ警告の生
成を無効にします。
メモ
: この設定は個別のプラットフォームイベント
フィルタ警告設定とは無関係です。プラットフォーム
イベントフィルタで警告を生成するには、個別の警告
とグローバルイベント警告の両方を有効にします。
event=batterywarn
バッテリがエラー状態を保留していることをバッテリ
デバイスが検出した時の処置を設定、または警告生成
を有効または無効にします。
event=batteryfail
バッテリデバイスでバッテリが失敗したことが検出さ
れた時の処置を設定、または警告生成を有効または無
効にします。
event=discretevolt
別々の電圧プローブで電圧が低すぎて適切な操作が行
えないことが検出された時の処置を設定、または警告
生成を有効または無効にします。
event=fanfail
ファンプローブでファンの稼動が遅すぎる、または稼
働していないことが検出された時の処置を設定、また
は警告生成を有効または無効にします。
event=hardwarelogfail
ハードウェアログでエラー値が検出された時の警告生
成を有効または無効にします。
表 4-25. 警告処置コマンドのパラメータ (続き)
動作 説明