Reference Guide
計装サービスを使った
omconfig:
コンポーネントの管理
117
表
4-9
には、コマンドの有効なパラメータが一覧表示されています。
表 4-9. omconfig chassis memorymode または omconfig mainsystem memorymode のパ
ラメータ
「名前 = 値」のペア 1 説明
index=<n>
メモリモジュールが常駐するシャーシ番号(デフォルトはメインシ
ステムシャーシのシャーシ
0 です)。
redundancy=
spare | mirror |
disabled | raid5 |
dddc
Spare:訂正可能なメモリイベントを持つメモリモジュールを無
効にし、問題のあるモジュールのデータをスペアバンクにコピー
します。
Mirror:問題のあるモジュールに訂正不可能なメモリイベントが
検出された場合、システムをミラーリングされたメモリのコピーに
切り替えます。ミラー
モードでは、オペレーティングシステムは
システムが再起動されるまでオリジナルのモジュールに切り替わり
ません。
Disabled:訂正不可能なメモリイベントが検出されたときに、シ
ステムでその他の利用可能なメモリモジュールを使用しないことを
示します。
raid5:システムメモリの構成方法です。これは理論的には、ハー
ドディスクドライブのストレージシステムで使用される
RAID 5
モードに似ています。このメモリモードでは、メモリチェックとエ
ラー回復のレベルが向上しますが、メモリ容量が低下します。サ
ポートしている
RAID モードは、循環パリティの RAID レベル 5
ストライピングです。
dddc:dddc モードは、ダブルデバイスデータコレクションを有
効にします。このモードは、
x4 DRAM に重大な故障が発生した後
のデータの可用性を確実にします。
opmode=mirror |
optimizer | advecc
Mirror:問題のあるモジュールに訂正不可能なメモリイベントが
検出された場合、システムをミラーリングされたメモリのコピーに
切り替えます。ミラー
モードでは、オペレーティングシステムは
システムが再起動されるまでオリジナルのモジュールに切り替わり
ません。
optimizer:各 DRAM コントローラが 64 ビットモードで独立し
て動作するようにし、最適化されたメモリパフォーマンスを提供し
ます。
advanced ECC(advecc):2 つの DRAM コントローラを
128 ビットモードに組み合わせることを可能にし、最適化された信
頼性を提供します。コントローラによってチーミングされていない
メモリは、オペレーティングシステムに報告されません。