Reference Guide
116
計装サービスを使った
omconfig:
コンポーネントの管理
omconfig chassis memorymode または omconfig mainsystem
memorymode
omconfig chassis memorymode
または
omconfig mainsystem
memorymode
コマンドを使用して、メモリエラーが発生した場合にシステム
のメモリで使用する冗長性モードを指定します。
冗長メモリを使うと、現在使用中のモジュールに許容できないエラーが検出され
たときに、システムを使用できる他のメモリモジュールに切り替えることができ
ます。
omconfig chassis memorymode
または
omconfig
mainsystem memorymode
を使用すると、冗長性を無効にすることができ
ます。冗長性を無効に すると、システムが使用しているモジュールにエラーが発
生したときに、使用できる他のメモリモジュールに切り替えないようにシステム
に指示を出すことになります。冗長性を有効にするには、スペア、ミラー、
RAID
、
および
DDDC
から選択します。
スペアモードを使用すると、訂正可能なメモリイベントが検出されたときにシス
テムメモリのバンクが無効になり、スペアバンクが有効になって、オリジナルバ
ンクのデータがすべてスペアバンクにコピーされます。スペアバンクには、少な
くとも
3
つの同一メモリのバンクが必要です。オペレーティングシステムはスペ
アバンクを認識しません。
ミラーモードは、訂正不可能なメモリイベントが検出されたときに、メモリの冗
長コピーに切り替えます。ミラーリングされたメモリに切り替えた後、システム
は次回再起動時までオリジナルのシステムメモリに切り替わりません。このモー
ドではオペレーティングシステムはインストールされているシステムメモリの半
分を認識しません。
RAID
モードでは、メモリチェックとエラー回復のレベルが向上しますが、メモ
リ容量が低下します。
DDDC
モードはダブルデバイスデータコレクションを有効にします。このモード
は、
x4 DRAM
に重大な故障が発生した後のデータの可用性を確実にします。
メモ
:
このコマンドは
PowerEdge
yx2x
システム以前のシステムにのみ適用可能で
す。
PowerEdge yx2x
システムの属性を設定するには、表
4-4
を参照してください。
led=hdfault action=clear
ハードディスクドライブのフォールト数を
0
に戻します。
led=identify flash=off | on
time-out=<n>
シャーシ識別 LED をオフまたはオンに設定
します。指定された秒数で点滅するように、
LED にタイムアウト値を設定します。
表 4-8. omconfig chassis leds または omconfig mainsystem leds のパラメータ (続き)
「名前
= 値」のペ
ア
1
「名前 = 値」のペア 2 説明