Users Guide
38 設定と管理
VMware MIB をプロキシするために対応 VMware ESX 4.0 オペレーティ
ングシステムが稼動するシステムにおいて
SNMP エージェントを設定
する
SNMP
プロトコルを使用して、単一のデフォルトポート
162
経由で
ESX 4.X
Server
を管理できます。これには、snmpd
がデフォルトポートの
162
を使用
し、vmwarehostd
が別の未使用ポート(例:
167
)を使用するように設定し
ます。
VMWare MIB
上の
SNMP
リクエストは、
snmpd
デーモンのプロキシ
機能を使用して
vmware-hostd
に転送されます。
VMWare SNMP
設定ファイルは、
ESX Server
上で手動で、またはリモート
システム(
Windows
または
Linux
)から
VMware
リモートコマンドライン
インタフェース(
RCLI
)コマンドの
vicfg-snmp
を実行することで変更できま
す。
RCLI
ツールは、
VMware
ウェブサイト
(
http://www.vmware.com/download/vi/drivers_tools.html
)か
らダウンロードできます。
SNMP
エージェントを設定するには、次の手順を行います。
1
SNMP
設定を変更するには、
VMWare SNMP
設定ファイル
(
/etc/vmware/snmp.xml
)を手動で、または次の
vicfg-snmp
コマン
ドを実行することで編集します。これには、
SNMP
リスニングポート、コ
ミュニティ文字列、トラップターゲットの
IP
アドレス
/
ポート番号、およ
びトラップコミュニティ名の編集と
VMWare SNMP
サービスを有効にす
る作業が含まれます。
a vicfg-snmp.pl --server <ESX IP
アドレス
> --username
root --password <
パスワード
> -c
<
コミュニティ名
> -p X –t <
宛先
IP
アドレス
>@162/
<
コミュニティ名
>
ここで
X
は使用されていないポートを表します。未使用のポートを見つけ
るには、定義されたシステムサービスのポート割り当てが記載されている
/etc/services
ファイルをご覧ください。また、選択したポートが他のアプ
リケーション
/
サービスによって使用されていないことを確認するには、
ESX Server
上で
netstat –a
コマンド
を実行します。
メモ:
カンマ区切りで複数の IP アドレスを入力することも可能です。