Users Guide
28 設定と管理
SNMP
エージェントを設定すると、コミュニティ名を変更したり、
Set
操作を
有効にしたり、管理ステーションにトラップを送ることができます。
Dell
OpenManage IT Assistant
や
Array Manager
などの管理アプリケーション
と正しく連携するように
SNMP
エージェントを設定するには、次項で説明する
手順に従ってください。
メモ:
デフォルトの SNMP エージェント設定には、通常、public のような SNMP
コミュニティ名が含まれています。セキュリティを強化するために、デフォルトの
SNMP
コミュニティ名は変更してください。SNMP コミュニティ名の変更について
の情報は、下記の該当する項を参照してください。
メモ:
SNMP Set 操作は、Server Administrator バージョン 5.2 以降ではデフォル
トで無効になっています。
Server Administrator は SNMP Set 操作を有効または無
効にする機能をサポートしています。プリファランス
下の Server Administrator
SNMP
設定 ページを使うか、 Server Administrator コマンドラインインタフェー
ス
(CLI) を使って、Server Administrator での SNMP Set 操作を有効または無効に
できます。
Server Administrator CLI の詳細については、『Dell OpenManage
Server Administrator Command Line Interface User's Guide
』(
Dell OpenManage
Server Administrator
コマンドラインインタフェースユーザーズガイド)を参照して
ください。
メモ:
IT Assistant
で
Server Administrator
を実行中のシステムから管理情報を取
得するには、
IT Assistant
で使用するコミュニティ名が
Server Administrator
を実行
中のシステムのコミュニティ名と一致する必要があります。
IT Assistant
で
Server
Administrator
を実行しているシステムの情報を変更したり処置を実行するには、
IT
Assistant
で使用するコミュニティ名が
Server Administrator
を実行中のシステム
で
Set
操作を許可するコミュニティ名と一致する必要があります。
IT Assistant
で
Server Administrator
を実行中のシステムからトラップ(非同期イベント通知)を
受け取るには、
Server Administrator
を実行中のシステムが
IT Assistant
を実行中の
システムにトラップを送信できるように設定する必要があります。
以下の手順は、対応している各オペレーティングシステムで
SNMP
エージェン
トを設定する方法を説明しています。
•
29
ページの「
Microsoft Windows
オペレーティングシステム環境のシス
テムでの
SNMP
エージェントの設定」
•
32
ページの「対応
Red Hat Linux
オペレーティングシステム環境のシステ
ムでの
SNMP
エージェントの設定」
•
36
ページの「対応
SUSE Linux Enterprise Server
が実行されるシステムで
の
SNMP
エージェントの設定」
•
39
ページ記載の「
VMware MIB
をプロキシするために対応
VMware ESX
4.0
オペレーティングシステムが稼動するシステムにおいて
SNMP
エー
ジェントを設定する」
•
41
ページの「対応
VMware ESXi 4.X
および
ESXi 5.X
オペレーティング
システムが実行されるシステムにおける
SNMP
エージェントの設定」