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アラート処置の設定 107
アラート処置の設定
対応 Red HatEnterprise Linux および SUSE
Linux Enterprise Server
オペレーティングシス
テムが実行されるシステムにおけるアラート処
置の設定
イベントのアラート処置を設定する場合、サーバーでアラートを表示する処置
を指定できます。この処置を実行するため、
Server Administrator
は
/dev/console
にメッセージを送信します。
Server Administrator
で
X
Window System
を実行している場合、デフォルトではメッセージは表示され
ません。
X Window System
の実行中に
Red Hat Enterprise Linux
システム
でアラートメッセージを参照するには、イベント発生前に
xconsole
または
xterm -C
を起動する必要があります。
X Window System
の実行中に
SUSE
Linux Enterprise Server
システムでアラートメッセージを参照するには、イ
ベント発生前に
xterm -C
を起動する必要があります。
イベントのアラート処置を設定する場合、
メッセージをブロードキャスト
する
ように処置を指定できます。この処置を 実行するために、
Server
Administrator
はメッセージ権限が
はい
に設定された状態でログインしてい
るユーザー全員にメッセージを送信する
wall
コマンドを実行します。
Server
Administrator
で
X Window System
を実行している場合、デフォルトでは
メッセージは表示されません。
X Window System
の実行中にブロードキャスト
メッセージを表示するには、イベント発生前に
xterm
または
gnome-
terminal
などのターミナルを起動する必要があります。
イベントにアラート処置を設定する場合、
アプリケーションを実行する
ように
処置を指定できます。
Server Administrator
が実行できるアプリケーション
には制限があります。正しく実行するために、次のガイドラインに従ってくだ
さい。
•
Server Administrator
は
X Window System
ベースのアプリケーション
を正しく実行できないため、この種類のアプリケーションは指定しないでく
ださい。
•
Server Administrator
はユーザーからの入力を必要とするアプリケーショ
ンを正しく実行できないため、ユーザーからの入力を必要とするアプリケー
ションを指定しないでください。