Reference Guide
omconfig storage コマンド 223
[name=< 文字列 >] パラメータ(オプション)
仮想ディスクの名前を指定するには、このパラメータを使用します。たとえば、
次のとおりです。
name=VirtualDisk1
[spanlength=<n>] パラメータ(RAID 50 と RAID 60 では必須、
RAID 10 では任意選択)
各ストライプに含まれる物理ディスクの数を指定するには、このパラメータ
を使
用します。このパラメータは
RAID 50
の仮想ディスクのみに適用します。
RAID 50
の仮想ディスクを作成していない場合は、このパラメータを指定しない
でください。たとえば、次のとおりです。
spanlength=3
ファームウェアバージョン
6.1
以降を持つ
SAS
コントローラ上の
RAID 10
では、
spanlength
は任意選択です。また、
spanlength
をそれぞれ
32
台の物理ディ
スクを持つ最大
8
スパンまでの偶数で指定できるようになりました。たとえば、
次のとおりです。
omconfig storage controller action=createvdisk
controller=1 raid=r10 size=min pdisk=1:1:0,1:1:1,1:
1:3,1:1:4,1:1:6,1:1:7,1:1:8,1:1:9 spanlength=4
構文例
たとえば、
PERC 3/QC
コントローラに
RAID 5
仮想ディスクを作成したいとし
ます。このコントローラでサポートされる読み取り、書き込み、キャッシュポ
リシーの詳細については、
『
Dell OpenManage
オンラインヘルプ』
を参照して
ください。たとえば、次の読み取り、書き取りおよびキャッシュポリシーでの
仮想ディスクの作成はこのようになります。
•
先読み
•
ライトスルーキャッシング
•
キャッシュ
I/O
仮想ディスクは
500MB
(ストライプサイズは
16KB
)です。仮想ディスクの名
前は
vd1
で、コントローラ
1
のコネクタ
0
に置かれます。仮想ディスクが
RAID 5
であることから、少なくとも
3
台の物理ディスクが必要です。この例で
は、
4
台の物理ディスクを指定します。これらは物理ディスク
0
から
3
です。
この例で説明した仮想ディスクを作成するには、次のように入力します。
omconfig storage controller action=createvdisk
controller=1 raid=r5 size=500m pdisk=0:0,0:1,0:2,0:3
stripesize=16kb cachepolicy=c readpolicy=ra
writepolicy=wt