Reference Guide
omconfig storage コマンド 207
omconfig 専用ホットスペアの割り当て
1
つまたは複数の物理ディスクを専用ホットスペアとして仮想ディスクに割り当
てるには、次の
omconfig
コマンド構文を使用します。
完全な構文
omconfig storage vdisk action=assigndedicatedhotspare
controller=id vdisk=id pdisk=< 物理ディスク ID> assign=yes
id
はコントローラ
ID
と仮想ディスク
ID
です。
<
物理ディスク
>
変数は、物理
ディスクを指定します。
コントローラ、仮想ディスク、および物理ディスクの値を取得するには、
omreport storage controller
と入力してコントローラ
ID
を表示してから、
omreport storage vdisk controller=ID
そして
omreport storage
pdisk controller=ID
と入力し、コントローラに接続している仮想ディスクと
物理ディスクの
ID
を表示します。
構文例
この例では、コントローラ
1
のコネクタ
0
上の物理ディスク
3
を、仮想ディスク
4
の専用ホットスペアとして割り当てています。シリアルアタッチド
SCSI
(
SAS
)
コントローラでは、物理ディスクはエンクロージャ
2
にあります
SCSI、SATA、および ATA コントローラの例
この例で説明された専用ホットスペアを割り当てるには、次のように入力します。
omconfig storage vdisk action=assigndedicatedhotspare
controller=1 vdisk=4 pdisk=0:3 assign=yes
SAS コントローラの例
この例で説明された専用ホットスペアを割り当てるには、次のように入力します。
omconfig storage vdisk action=assigndedicatedhotspare
controller=1 vdisk=4 pdisk=0:2:3 assign=yes
omconfig 仮想ディスクの削除
仮想ディスクを削除するには、次の
omconfig
コマンド構文を使用します。
注意
: 仮想ディスクを削除すると、仮想ディスク上のファイルシステムやボリュー
ムをはじめ、すべての情報が破壊されます。システムまたはブートパーティション
を削除しようとすると、警告メッセージが表示されることがあります。ただし、こ
の警告メッセージは、常に生成されるわけではありません。このコマンドを使用し
て、システム、ブートパーティションまたはその他の重要なデータを削除しないよ
うにしてください。