Reference Guide
136 計装サービスを使った omconfig: コンポーネントの管理
omconfig system または omconfig servermodule
omconfig system
または
omconfig servermodule
コマンドを使って、
ログのクリア、シャットダウン方法の決定、所有コストの初期値設定および編集、
ハング状態にあるオペレーティングシステムの対応方法決定などが実行できます。
omconfig system alertaction または omconfig servermodule alertaction
omconfig system alertaction
または
omconfig servermodule
alertaction
コマンドを使って、コンポーネントに警告またはエラーイベントが
発生した場合の対応方法を決定します。
メモ:
特定のオペレーティングシステム(例:VMware ESXi)の制限により、本
リリースの
OpenManage Server Administrator で一部の機能を利用できない場合
があります。
警告処置の定義
警告処置とは、特定の条件が満たされた場合にシステムが実行するよう指定した
処置です。警告処置は、イントルージョン、ファン、温度、電圧、電源装置、メ
モリ、および冗長性で警告またはエラーイベントが発生した場合、どのように対
処するかを事前に決定するものです。
例えば、ファンプローブの最小警告しきい値が
600 RPM
である場合、システム
のファンプローブがファン
300 RPM
を読み取ると、システムはファンプローブ
警告を生成します。警告処置設定によって、このイベントの通知方法が決定され
ます。危険範囲または故障範囲を満たさない警告処置に関する、温度、電圧、プ
ローブの読み取り値も設定できます。
警告処置を設定する構文
警告処置を設定するには
2
つの
「名前=値」のペア
が必要になります。最初の
「名前
=
値」のペアはイベントタイプです。
2
番目の「名前
=
値」のペアはこのイ
ベントで実行する操作です。たとえば、次のコマンドを参照してください。
omconfig system alertaction event=powersupply
broadcast=true
または
omconfig servermodule alertaction event=powersupply
broadcast=true
この場合、イベントは電源装置エラーで、操作は全ての
Server Administrator
ユーザーへのメッセージ送信です。