Reference Guide
132 計装サービスを使った omconfig: コンポーネントの管理
したがって、
Server Administrator
を実行している「
myOmsa
」という名前の
コンピュータの場合、デフォルト名は「
myOmsa–omsa
」となります。これは、
スナップインツールを使って
Active Directory
で定義されている
Server
Administrator
の名前です。ユーザー特権を検索するには、この名前が
Active
Directory
のアプリケーションオブジェクトの名前と一致する必要があります。
メモ:
このコマンドは、Windows オペレーティングシステムが稼動するシステム
にのみ適用できます。
表
4-17
は、コマンドの有効なパラメータを表示します。
omconfig preferences snmp
SNMP
ルートパスワードを設定すると、システム管理者は重要なシステム管理介
入を行うことができる
SNMP
設定操作へのアクセスを制限することができます。
SNMP
ルートパスワードは、通常どおり(
1
つのコマンドラインにすべてのパラ
メータを入力)か、またはインタラクティブに設定できます。
omconfig preferences snmp
コマンドを使用して、
SNMP set
操作も設定
できます。
メモ:
特定のオペレーティングシステム(例:VMware ESXi)の制限により、本
リリースの
OpenManage Server Administrator で一部の機能を利用できない場合
があります。
注意
: インタラクティブモードは、SNMP ルートパスワードを設定するためにさら
に暗号化された方法です。非インタラクティブモードでは、
newpw および
confirmnewpw
オプションに入力する値は、ユーザーが入力したときにシステムの
モニタに表示されます。インタラクティブモードでは、パスワードに入力した値
は
マスクされています。
表 4-17. Active Directory サービスの設定パラメータ
「名前 = 値」のペア 説明
prodname=
< テキスト >
Active Directory の設定変更を適用する製品を指定します。
Prodname
は、
omprv32.ini
で定義した製品の名前を指しま
す。
Server Administrator の場合、これは 「omsa」 です。
enable=
<true | false>
true
:Active Directory サービスの認証サポートと
Active Directory
ログイン
オプション
をログインページで有
効にします。
false
:Active Directory サービスの認証サポートと
Active
Directory
ログイン
オプションをログインページで無効にしま
す。
Active Directory
ログイン オプションが表示されない場
合、ログインできるのはローカルマシンのアカウントのみです。
adprodname=
< テキスト >
Active Directory サービスで定義されている製品の名前を指定
します。この名前は、ユーザー認証のために製品を
Active
Directory
の特権データに関連付けます。