Users Guide
Table Of Contents
- ユーザーズガイド
- はじめに
- 設定と管理
- セキュリティ管理
- ユーザー権限の割り当て
- 対応 するWindows オペレーティングシステムで ゲストアカウントと匿名アカウントを無効にする
- SNMP Agent の設定
- Microsoft Windows オペレーティングシステム環境のシステムでの SNMP エージェントの設定
- 対応 Red Hat Linux オペレーティングシステム環境のシステムでの SNMP エージェントの設定
- 対応SUSE Linux Enterprise Server が実行されるシステムでの SNMP エージェントの設定
- VMware MIB をプロキシするために対応 VMware ESX 4.0 オペレーティン グシステムが稼動するシステムにおいて SNMP エージェントを設定する
- 対応 VMware ESXi 4.X および ESXi 5.X オペレーティングシステムが実 行されるシステムにおける SNMP エージェントの設定
- 対応 Red Hat Enterprise Linux オペレーティング システム と SUSE Linux Enterprise Server が稼 動するシステム上でのファイアウォールの設定
- Server Administrator の使用
- Server Administrator サービス
- リモートアクセスコントローラの 操作
- Server Administrator ログ
- アラート処置の設定
- 対応 Red HatEnterprise Linux および SUSE Linux Enterprise Server オペレーティングシス テムが実行されるシステムにおけるアラート処 置の設定
- Microsoft Windows Server 2003 および Windows Server 2008 におけるアラート処置 の設定
- Windows Server 2008 におけるアラート処置の 実行アプリケーションの設定
- BMC/iDRAC プラットフォームイベントフィル タアラートメッセージ
- 接続サービスエラー
- ログイン失敗のシナリオ
- 対応 Windows オペレーティングシステムで Server Administrator のインストールエラーを 修正する
- OpenManage Server Administrator サービス

36 設定と管理
リモートホストからの SNMP アクセスを有効にする
SUSE Linux Enterprise Server
オペレーティングシステムのデフォルトの
SNMP
エージェント設定では、
public
コミュニティに対して、ローカルホス
トからのみ、
MIB
ツリー全体への読み取り専用アクセス権を与えます。
Server
Administrator
システムを正しく検知し、管理するために、この設定では他の
ホストで実行される
IT Assistant
などの
SNMP
管理アプリケーションが許可
されていません。インストール中、
Server Administrator
がこの設定を検知
すると、メッセージをオペレーティングシステムのログファイル
/var/log/messages
に記録し、
SNMP
アクセスがローカルホストに制限さ
れていることを示します。リモートホストから
SNMP
管理アプリケーションを
使用してシステムを管理する場合は、リモートホストからの
SNMP
アクセスを
有効にするように
SNMP
エージェントを設定する必要があります。
メモ:
セキュリティ上の理由から、可能であれば、SNMP アクセスは、特定のリ
モートホストに制限することをお勧めします。
特定のリモートホストから
Server Administrator
を実行中のシステムへの
SNMP
アクセスを有効にするには、
SNMP
エージェント設定ファイル
/etc/snmp/snmpd.conf
を編集し、次の手順を実行してください。
1
次の行を見つけます。
rocommunity public 127.0.0.1
2
この行の
127.0.0.1
をリモートホストの
IP
アドレスに書き換えます。編集
後の行は、次のようになります。
rocommunity public IP_address
メモ:
各リモートホストに対し
rocommunity
指令を追加することにより、
複数の特定リモートホストからの
SNMP
アクセスを有効にできます。
3
SNMP
設定の変更を有効にするには、次のように入力して
SNMP
エージェ
ントを再起動します。
/etc/init.d/snmpd restart
すべてのリモートホストから
Server Administrator
を実行中のシステムへの
SNMP
アクセスを有効にするには、
SNMP
エージェント設定ファイル、
/etc/snmp/snmpd.conf
を編集し、次の手順を実行してください。
1
次の行を見つけます。
rocommunity public 127.0.0.1
2
127.0.0.1
を削除してこの行を編集します。編集後の行は、次のようにな
ります。
rocommunity public
3
SNMP
設定の変更を有効にするには、次のように入力して
SNMP
エージェ
ントを再起動します。
/etc/init.d/snmpd restart