Reference Guide
l Virtualization Technology (VT)
l Demand-Based Switching (DBS)
l Execute Disable (XD)
l Turbo Mode
AMD プロセッサの場合
l 64-bit サポート
l AMD-V
l AMD PowerNow!
l No Execute (NX)
特定のマイクロプロセッサ上のキャッシュには、次のフィールドが定義されます。そのキャッシュがプロセッサの内部にある場合、キャッシュレポートにフィールドは表示されません。
l 速度
l キャッシュデバイスがサポートしている種類
l キャッシュデバイス現在の種類
l 外部ソケット名
特定プロセッサ上のキャッシュごとに報告されるフィールド
特定プロセッサ上のキャッシュごとに対して次のフィールドが表示されます。
ステータス は、そのプロセッサ上のキャッシュの状態が有効か無効かを報告します。
レべル は、それが 1 次キャッシュか 2 次キャッシュかを示します。1 次キャッシュは、プロセッサに内蔵されたメモリバンクです。2 次キャッシュは、1 次キャッシュに転送されるデータのステージ領域
です。2 次キャッシュは、プロセッサ内に内蔵される場合とプロセッサ外部のメモリチップに搭載される場合があります。内部プロセッサキャッシュはレベル 1(または L1)と呼びます。L2 キャッシュは
Intel Pentium プロセッサ システムの外部キャッシュで、2 次的 にアクセスされるキャッシュです。L1または L2 という呼び名は、そのキャッシュの物理的な場所(内部または外部)を示すものでは
なく、どちらのキャッシュが最初にアクセスされるかを示しています(L1、つまり内部)。
速度 はキャッシュがメインメモリからプロセッサへデータを転送するときの速度レートを示します。
最大サイズ はそのキャッシュの最大メモリ容量を KB で表します。
インストールサイズ はそのキャッシュの実サイズです。
種類 はそれが 1 次キャッシュか 2 次キャッシュかを示します。
場所 はプロセッサ上、またはプロセッサ外のチップセット上のキャッシュの場所です。
書き込みポリシー はキャッシュの書き込みサイクル方法を示します。書き戻しポリシーでは、キャッシュはバッファとして機能します。プロセッサが書き込みサイクルを開始すると、キャッシュはデータを
受け取ってサイクルを停止します。その後、システムバスが利用可能になると、キャッシュはそのデータをメインメモリに書き戻します。
ライトスルーポリシーでは、プロセッサがキャッシュ経由でメインメモリに書き込みます。データがメインメモリに格納されるまで書き込みサイクルは完了しません。
結合性 はメインメモリの内容をキャッシュに格納するときの方法を示します。
l フルアソシエーティブキャッシュ方式では、メインメモリのラインはキャッシュのどの場所にでも格納できます。
l n‐ウェイセットアソシエーティブキャッシュ方式では、メモリ内の特定の n ラインをキャッシュ内の同一の n ラインに直接マップします。たとえば、メモリ内のページのライン 0 はキャッシュメモ
リ内のライン 0 に格納されます。
キャッシュデバイス対応の種類 は、そのデバイスがサポートできる SRAM(Static Random Access Memory)の種類を示します。
キャッシュデバイス現在の種類 は、現在搭載済みで、そのキャッシュがサポートしている SRAM の種類を示します。
外部ソケットシルクスクリーン印刷名 は、ソケットの隣りのシステムボードに印刷される名前です。
エラー修正の種類 は、このメモリで実行される ECC(エラー検査と訂正)の種類を示します。たとえば、訂正可能な ECC または訂正不可能な ECC が挙げられます。
この報告には、マイクロプロセッサ上に存在する各キャッシュ情報が示されます。
omreport chassis pwrmanagement/omreport mainsystem pwrmanagement
omreport chassis pwrmanagement または omreport mainsystem pwrmanagement コマンドを使うと、システムの電力バジェットキャップと電源管理プロファイルを表示できます。
値は、設定に基づいて、ワットまたは英熱量毎時単位で表示されます。次のように入力します。
omreport chassis pwrmanagement
または
omreport mainsystem pwrmanagement
メモ:一部のオペレーティングシステム(例:VMware ESXi)の制限により、本リリースの OpenManage Server Administrator ですべての機能を利用できない場合もあります。
メモ:コマンド間の整合性を維持するため、このコマンドの出力形式および以降のコマンドレベルは変更されています。したがって、適宜、ユーザースクリプトを変更する必要のある場合がありま
す。