Reference Guide
目次に戻る
計装サービスを使ったomconfig:コンポーネントの管理
Dell OpenManage Server Administrator バージョン 6.5 コマンドラインインタフェースガイド
omconfig コマンドの概要
omconfig コマンドのヘルプ
omconfig about
omconfig chassis/omconfig mainsystem
omconfig preferences
omconfig system/omconfig servermodule
omconfig コマンドを使用すると、警告イベントの定義、警告操作の設定、ログのクリアのほか、システムシャットダウンの設定に使用する値の入力や、その他のシステム管理タスクを実行できま
す。
omconfig 機能の例には、次が含まれます。
l コマンド、警告、ハードウェアログをクリアするシステム管理者権限
l システムシャットダウンを設定して実行するシステム管理者権限
l ファン、電圧プローブ、温度プローブで警告イベントの値を、指定したりデフォルト設定する、パワーユーザーおよびシステム管理者権限
l イントルージョン、ファン、電圧プローブおよび温度プローブで、警告または障害イベントが発生した場合の警告アクションを設定する、パワーユーザーおよびシステム管理者権限
omconfig システムコマンドを使った所有コスト情報(assetinfo)の表示と管理方法の詳細については、omconfig システムまたは servermodule assetinfo:所有コストの編集 を参照して
ください。
omreport コマンドを使って omconfig コマンドの実行に必要な情報を取得しなくてはならない場合が頻繁に発生します。たとえば、温度プローブの警告イベントの最低温度を編集する場合は、設
定するプローブのインデックスを知っておく必要があります。そのような場合は、omreport chassis temps または omreport mainsystem temp コマンドを使用すると、プローブのリストと
そのインデックスを表示できます。omreport コマンドの使用方法については、omreport:計装サービスを使用したシステムステータスの表示 を参照してください。
表 4-1.omconfig コマンドのシステム可用性
パラメーター表の規則
コマンドに使えるパラメータをリストにする場合、パラメータはコマンドラインインタフェースに表示される順ではなくアルファベット順に並んでいます。
記号「|」はパイプと呼ばれることがあり、排他的論理和または演算子を表します。たとえば、「有効|無効」はコンポーネントや機能を有効または無効にできますが、同時に有効と無効にすること
はできません。
omconfig コマンドの概要
表4-2 はomconfig コマンドの高レベルな概要です。コマンドレベル 2 およびコマンドレベル 3 とタイトルの付いた欄には omconfig で使用できる主な引数を一覧表示します。必要なユーザー特
権とは、コマンドを実行するために必要な特権の種類を表し、U=ユーザー、P=パワーユーザー、A=アドミニストレータとなります。用途は omconfig を使って実行される操作についての概略で
す。コマンドの構文と使い方の詳細については、この項で後述します。
表 4-2.omdiagコマンドレベル 1、2、および 3
コマンドレベル 1
コマンドレベル 2
該当 アプリケーション
omconfig
servermodule
モジュラーシステム
mainsystem
モジュラーシステム
system
非モジュラーシステム
chassis
非モジュラーシステム
メモ:本項では可能な全ての omconfig コマンドを一覧表示しますが、システムで使用できるコマンドはシステム構成に依存します。ヘルプを表示したり、またはシステムにインストールさ
れていないコンポーネントのコマンドを実行すると、Server Administrator はコンポーネントまたは機能がシステムで見つからない旨のメッセージを発行します。
コマンドレベル 1
コマンドレベル 2
コマンドレベル 3
ユーザー権限必須
用途
omconfig
about
U、P、A
Server Administrator プログラムのバージョン番号とプロパティを表示します。
details=true
U、P、A
インストールされている全ての Server Administrator プログラムの情報を表示します。
preferences