Reference Guide
[readpolicy=<ra| nra| ara| rc| nrc>] パラメータ(オプション)
サポートされる読み取りポリシーはコントローラによって異なります。表8-8 では、各読み取りポリシーの [readpolicy=ra| nra| ara| rc| nrc] パラメータの指定方法を示します。
表 8-8.読み取りポリシーのパラメータ
[writepolicy=<wb| wt| wc| nwc>] パラメータ(オプション)
サポートされる書き込みポリシーはコントローラによって異なります。表8-9 では、各書き込みポリシーの [writepolicy=<wb| wt| wc| nwc | fwb>] パラメータの指定方法を示します。
表 8-9.書き込み ポリシーのパラメータ
[name=<文字列>] パラメータ(オプション)
仮想ディスクの名前を指定するには、このパラメータを使用します。たとえば、次のとおりです。
name=VirtualDisk1
[spanlength=<数値>] パラメータ(RAID 50 と RAID 60 では必須、RAID 10 では任意選択)
各ストライプに含まれる物理ディスクの数を指定するには、このパラメータを使用します。このパラメータは RAID 50 の仮想ディスクのみに適用します。RAID 50 の仮想ディスクを作成していない場
合は、このパラメータを指定しないでください。たとえば、次のとおりです。
spanlength=3
ファームウェアバージョン 6.1 以降を持つ SAS コントローラ上の RAID 10 では、spanlength は任意選択です。また、spanlength をそれぞれ 32 台の物理ディスクを持つ最大 8 スパンまで
の偶数で指定できるようになりました。たとえば、次のとおりです。
omconfig storage controller action=createvdisk controller=1 raid=r10 size=min pdisk=1:1:0,1:1:1,1:1:3,1:1:4,1:1:6,1:1:7,1:1:8,1:1:9
spanlength=4
構文例
たとえば、PERC 3/QC コントローラに RAID 5 仮想ディスクを作成したいとします。このコントローラでサポートされる読み取り、書き込み、キャッシュポリシーの詳細については、『Dell
OpenManage オンラインヘルプ』を参照してください。たとえば、次の読み取り、書き取りおよびキャッシュポリシーでの仮想ディスクの作成はこのようになります。
l 先読み
l ライトスルーキャッシング
l キャッシュ I/O
ディスクキャッシュポリシー
diskcachepolicy=無効 | 有効 パラメータ
指定
無効
diskcachepolicy=無効
有効
diskcachepolicy=有効
読み取りポリシー
readpolicy=ra | ara | nra | rc | nrc パラメータ
指定
先読み
readpolicy=ra
適応先読み
readpolicy=ara
先読みなし
readpolicy=nra
読み取りキャッシュ
readpolicy=rc
読み取りキャッシュなし
readpolicy=nrc
書き込みポリシー
writepolicy=wb | wt | wc | fwb | nwc パラメーター
指定
ライトバックのキャッシュ
writepolicy=wb
ライトスルーキャッシュ
writepolicy=wt
書き込みキャッシュ
writepolicy=wc
ライトバックの強制
writepolicy=fwb
書き込みキャッシュなし
writepolicy=nwc