Reference Guide
表4-21 は、警告処置の設定が可能なコンポーネントの警告処置を表示します。
表 4-21.警告イベントとエラーイベントに設定できる警告処置
警告処理を設定できるコンポーネントとイベント
表4-22 では警告処置を設定できるコンポーネントとイベントを一覧表示します。コンポーネントはアルファベット順に表示しますが、警告イベントは常にコンポーネントのエラーイベントより先に表示しま
す。
表 4-22.警告処置の設定可能なイベント
警告処置の設定
説明
alert=true | false
true:システムのコンソール警告を有効にします。有効になると、Server Administrator を実行しているシステムに取り付けられたモニタの画面表示上に警
告メッセージが表示されます。
false:システムのコンソール警告を無効にします。
broadcast=true | false
true:アクティブなターミナル(または リモートデスクトップ)セッションがあるすべてのユーザー(Windows) 、またはローカルシステムのアクティブなシェ
ルがあるオペレータ(Linux)に送信されるメッセージまたは警告を有効にします。
false:警告ブロードキャストを有効にします。
clearall=true
このイベントの処置をすべてクリアします。
execappath=<文字列>
このウィンドウに説明されるコンポーネントのイベントが発生した場合に実行するアプリケーションの完全パスとファイル名を設定します。
メモ:Linux システムでは、管理または管理グルプにアップグレードされたユーザーまたはユーザーグルプがこの警告処置を設定できません。
execapp=false
実行可能なアプリケーションを無効にします。
イベント名
説明
event=batterywarn
バッテリが警告値を検出した場合の処置を設定します。
event=batteryfail
バッテリプローブがエラー値を検出した場合の処置を設定します。
event=fanwarn
バッテリが警告値を検出した場合の処置を設定します。
event=fanfail
ファンプローブがエラー値を検出した場合の処置を設定します。
event=hardwarelogwarn
ハードウェアログが警告値を検出した場合の処置を設定します。
event=hardwarelogfull
ハードウェアログがいっぱいのときの処置を設定します。
event=intrusion
シャーシイントルージョンイベントを検出した場合の処置を設定します。
event=memprefail
メモリプローブがプリエラー値を検出した場合の処置を設定します。
event=memfail
メモリプローブがエラー値を検出した場合の処置を設定します。
event=systempeakpower
電源消費プローブがピーク電力値を検出した場合の処置を設定します。
event=systempowerwarn
電源消費プローブが警告値を検出した場合の処置を設定します。
event=systempowerfail
電源消費プローブがエラー値を検出した場合の処置を設定します。
event=powersupply
電源装置がエラー値を検出した場合の処置を設定します。
event=powersupplywarn
電源装置が警告値を検出した場合の処置を設定します。
event=processorwarn
プロセッサプローブが警告値を検出した場合の処置を設定します。
event=processorfail
プロセッサプローブがエラー値を検出した場合の処置を設定します。
event=redundegrad
冗長コンポーネントが使用できなくなり、コンポーネントの完全冗長性が失われた場合の処置を設定します。
event=redunlost
1つまたは複数の冗長コンポーネントが使用できなくなり、冗長コンポーネントの損失または冗長性不能状態になった場合の処置を設定します。
event=tempwarn
温度プローブが警告値を検出した場合の処置を設定します。
event=tempfail
温度プローブがエラー値を検出した場合の処置を設定します。
event=voltwarn
電圧プローブが警告値を検出した場合の処置を設定します。
event=voltfail
電圧プローブがエラー値を検出した場合の処置を設定します。
event=watchdogasr
ウォッチドッグ自動システム回復(ASR)がハングしたオペレーティングシステムに対して実行された後に、次のシステムスタートアップで Server
Administrator が実行する処置を設定します。
event=removableflashmediapresent
システムがリムーバブルフラッシュメディアを検出した際に、Server Administrator が実行する処置を設定します。
event=removableflashmediaremoved
リムーバブルフラッシュメディアが取り外された際に、Server Administrator が実行する処置を設定します。
event=removableflashmediafail
リムーバブルフラッシュメディアにエラーが発生した際に、Server Administrator が実行する処置を設定します。
event=storagesyswarn
ストレージシステムが警告値を検出した場合の処置を設定します。
event=storagesysfail
ストレージシステムがエラー値を検出した場合の処置を設定します。