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omconfig システムまたは servermodule assetinfo:所有コストの編集
Dell OpenManage Server Administrator バージョン 6.5 コマンドラインインタフェースガイド
omconfig system assetinfo または omconfig servermodule assetinfo コマンドを使うと、お使いのシステムの総所有コスト合計を構成する総括的なパラメータセットの編集に役立ちま
す。この項では、omconfig system assetinfo または omconfig servermodule assetinfoコマンドで報告および設定可能なパラメータについて説明します。
omconfig system assetinfo または omconfig servermodule assetinfo コマンドを使って、構成可能なオブジェクトを制御する値を設定することができます。assetinfo 設定機能の例に
はシステム所有者の設定値、購入金額、有効なリース内容詳細、減価償却方式とレート、システムのロケーション、保証および保証期間の延長、アウトソーシング詳細、およびサービスレベルの許諾書
などがあります。
資産情報を追加するために必要なユーザーレベル
パワーユーザーとシステム管理者が資産情報の追加および編集を実行できます。
表 5-1.omconfigコマンドのシステム可用性
取得情報の追加
「取得」とは、企業によるシステム購入またはリースに関する事実を指します。omconfig system assetinfo info=acquisition または omconfig servermodule assetinfo
info=acquisition コマンドを使って、システムの購入またはリースに関する詳細を追加します。表5-2 は、コマンドの有効なパラメータを表示します。
表 5-2.omconfigsystemassetinfoinfo=acquisition/omconfigservermoduleassetinfoinfo=acquisition
取得情報を追加するためのコマンド例
取得パラメータの値を提供するには、omconfigsystemassetinfoinfo=acquisition <
名前
=
値のペア
2> または omconfigservermoduleassetinfoinfo=acquisition <
名前
=
値のペア
2> といったコマンドを入力します。たとえば、次のように入力します。
取得情報の追加
減価償却情報の追加
保証延長情報の追加
リース情報の追加
メンテナンス情報の追加
アウトソース情報の追加
所有者情報の追加
サービス契約情報の追加
サポート情報の追加
システム情報の追加
保証情報の追加
コマンドレベル 1
コマンドレベル 2
該当アプリケーション
omconfig
servermodule
モジュラーシステム
mainsystem
モジュラーシステム
system
非モジュラーシステム
chassis
非モジュラーシステム
コマンドレベル
1
コマンドレベル 2
コマンドレベル
3
「名前=値」のペア
1
「名前=値」のペア 2
説明
omconfig
system/servermodule
assetinfo
info=acquisition
costcenter=<
テキスト
>
システムを取得した企業名またはコード。
expensed=yes | no
システムが特定目的、または研究開発部門や販売部門など、特定部署
のための経費とされるかどうか。
installdate=<mmddyy>
システムの稼働開始日。
ponum=<
数値
>
システム代金支払いを承認した文書番号。
purchasecost=<
数値
>
所有者が支払ったシステム代金。
purchasedate=<mmddyy>
所有者がシステムを購入した日。
signauth=<
テキスト
>
システム購入またはサービスコールの承認者名。
waybill=<
数値
>
受け取った商品の貨物受領書。