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omconfig system events/omconfig servermodule events
システム上の SNMP トラップコンポーネントを有効および無効にするには、omconfig system events または omconfig servermodule events コマンドを使用します。
omconfig system events コマンドの名前=値ペアには 4 つのパラメータがあります。
l ソース
l タイプ
l 重要度
l 索引
ソース
現在のところ、SNMP がサポートされた唯一のシステムコンポーネントイベント通知ソースなので、source=snmptraps が必要な名前=値のペアです。
omconfig system events source=snmptraps
または
omconfig servermodule events source=snmptraps
タイプ
イベントタイプは、イベントに関与するコンポーネントの名前を示しています。 手順4-26 では、システムイベントタイプに有効なパラメータを示します。
表 4-26.システムイベントタイプパラメータ
メモ: この設定は個別のプラットフォームイベントフィルタ警告設定とは無関係です。プラットフォームイベントフィルタで警告を生成するには、個別の警告と
グローバルイベント警告の両方を有効にする必要があります。
event=batterywarn
バッテリが障害状態を保留していることをバッテリデバイスが検出した場合の処置を設定するか警告生成を有効または無効にします。
event=batteryfail
バッテリデバイスでバッテリに障害が発生したことが検出された場合に処置を設定するか警告生成を有効または無効にします。
event=discretevolt
別々の電圧プローブで電圧が低すぎて適切な操作が行えないことが検出された場合、処置を設定するか警告生成を有効または無効にします。
event=fanfail
ファンプローブでファンの動作が遅すぎる、または動いていないことが検出された場合、処置を設定したり警告生成を有効または無効にします。
event=hardwarelogfail
ハードウェアログで障害値が検出された場合、警告生成を有効または無効にします。
event=intrusion
シャーシが開かれた場合のアクションを設定したり、警告生成を有効または無効にします。
event=powerwarn
電源デバイスプローブで電源、電圧規制モジュール、DCから DC への 変圧器がエラー条件を保留にしている場合に処置を設定したり警告生成を有効ま
たは無効にします。
event=powerabsent
プロセッサプローブで電源装置が不在であることが検出された場合に処置を設定するか警告生成を有効または無効にします。
event=powerfail
電源デバイスプローブで電源、電圧規制モジュール、DCから DC への 変圧器に障害が発生した場合に処置を設定したり警告生成を有効または無効にし
ます。
event=processorwarn
プロセッサプローブによってプロセッサがピークパフォーマンスまたは速度を下回っていることが検出された場合に処置を設定するか警告生成を有効または
無効にします。
event=processorfail
プロセッサプローブでプロセッサが失敗したことが検出された場合に処置を設定するか警告生成を有効または無効にします。
event=processorabsent
プロセッサプローブでプロセッサが不在であることが検出された場合に処置を設定するか警告生成を有効または無効にします。
event=redundegrad
システムのファンおよび / または電源装置が動作不能になり、その結果そのコンポーネントの冗長性が不完全になった場合に処置を設定するか、警告生成
を有効または無効にします。
event=redunlost
システムのファンまたは電源装置が動作不能になり、その結果そのコンポーネントの冗長性が失われたか動作している冗長コンポーネントがない状態になっ
たときに処置を設定するか、警告生成を有効または無効にします。
event=systempowerwarn
電源消費プローブが警告値を検出した場合の処置を設定します。
event=systempowerfail
電源消費プローブが障害値を検出した場合の処置を設定します。
event=tempwarn
温度プローブで温度が最大温度または最低温度に近づいていることが検出された場合に処置を設定するか警告生成を有効または無効にします。
event=removableflash
mediapresent
システムがリムーバブルフラッシュメディアを検出した際に、Server Administrator が実行する処置を設定します。
event=removableflash
mediaremoved
リムーバブルフラッシュメディアが取り外された際に、Server Administrator が実行する処置を設定します。
event=removableflashmediafail
リムーバブルフラッシュメディアにエラーが発生した際に、Server Administrator が実行する処置を設定します。
event=tempfail
温度プローブで温度が高すぎ、または低すぎて適切な操作ができないことが検出された場合に処置を設定するか警告生成を有効または無効にします。
event=voltfail
電圧プローブで電圧が低すぎて適切な操作が行えないことが検出された場合、処置を設定するか警告生成を有効または無効にします。
event=watchdogasr
システムがハングした、または応答していない場合、ASR によって設定された警告生成を有効または無効にします。
メモ: お使いのシステムには一部のイベントタイプがない場合があります。