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警告アクションを設定できるコンポーネントとイベント
手順4-22 では警告アクションを設定できるコンポーネントとイベントを一覧表示します。コンポーネントはアルファベット順に表示しますが、警告イベントは常にコンポーネントの障害イベントより先に表
示します。
表 4-22.警告アクションを設定できるイベント
警告アクションの設定
説明
alert=true | false
true:システムのコンソール警告を有効にします。有効になると、Server Administrator を実行しているシステムに取り付けられたモニタの画面表示上にビジュアル
な警告メッセージが表示されます。
false:システムのコンソール警告を無効にします。
broadcast=true |
false
true:アクティブなターミナル(または リモートデスクトップ)セッション(Windows)があるすべてのユーザーまたはローカルシステム(Linux)のアクティブなシェ
ルがあるオペレータに送信されるメッセージまたは警告を有効にします。
false:警告ブロードキャストを無効にします。
clearall=true
このイベントのアクションをすべてクリアします。
execappath=<文字
列>
このウィンドウで説明されるコンポーネントのイベントが発生した場合に実行するアプリケーションの完全パスとファイル名を設定します。
メモ: Linux システムにおいて、システム管理者 / システム管理者グループにアップグレードされたユーザー / ユーザーグループは、この 警告アクションを設定できま
せん。
execapp=false
実行可能なアプリケーションを無効にします。
イベント名
説明
event=batterywarn
バッテリが警告値を検出した場合の処置を設定します。
event=batteryfail
バッテリプローブが障害値を検出した場合の処置を設定します。
event=fanwarn
バッテリが警告値を検出した場合の処置を設定します。
event=fanfail
ファンプローブが障害値を検出した場合の処置を設定します。
event=hardwarelogwarn
ハードウェアログが警告値を検出した場合の処置を設定します。
event=hardwarelogfull
ハードウェアログがいっぱいのときの処置を設定します。
event=intrusion
シャーシイントルージョンイベントを検出した場合の処置を設定します。
event=memprefail
メモリプローブが事前障害値を検出した場合の処置を設定します。
event=memfail
メモリプローブが障害値を検出した場合の処置を設定します。
event=systempeakpower
電源消費プローブがピーク電力値を検出した場合の処置を設定します。
event=systempowerwarn
電源消費プローブが警告値を検出した場合の処置を設定します。
event=systempowerfail
電源消費プローブが障害値を検出した場合の処置を設定します。
event=powersupply
電源装置が障害値を検出した場合の処置を設定します。
event=powersupplywarn
電源装置が警告値を検出した場合の処置を設定します。
event=processorwarn
プロセッサプローブが警告値を検出した場合の処置を設定します。
event=processorfail
メモリプローブが事前障害値を検出した場合の処置を設定します。
event=redundegrad
冗長コンポーネントが使用できなくなり、コンポーネントの完全冗長性が失われた場合の処置を設定します。
event=redunlost
1 つまたは複数の冗長コンポーネントが使用できなくなり、冗長コンポーネントが失われたか、「動作している冗長コンポーネントがない」状態になった場合
の処置を設定します。
event=tempwarn
温度プローブが警告値を検出した場合の処置を設定します。
event=tempfail
温度プローブが障害値を検出した場合の処置を設定します。
event=voltwarn
電圧プローブが警告値を検出した場合の処置を設定します。
event=voltfail
電圧プローブが障害値を検出した場合の処置を設定します。
event=watchdogasr
ウォッチドッグ自動システム回復(ASR)がハングしたオペレーティングシステムに対して実行された後に、次のシステムスタートアップで Server
Administrator が実行する処置を設定します。
event=removableflash
mediapresent
システムがリムーバブルフラッシュメディアを検出した際に、Server Administrator が実行する処置を設定します。
event=removableflash
mediaremoved
リムーバブルフラッシュメディアが取り外された際に、Server Administrator が実行する処置を設定します。
event=removableflashmediafail
リムーバブルフラッシュメディアにエラーが発生した際に、Server Administrator が実行する処置を設定します。
event=storagesyswarn
ストレージシステムが警告値を検出した場合の処置を設定します。
event=storagesysfail
ストレージシステムが障害値を検出した場合の処置を設定します。
event=storagectrlwarn
ストレージコントローラが警告値を検出した場合の処置を設定します。
event=storagectrlfail
ストレージコントローラが障害値を検出した場合の処置を設定します。
event=pdiskwarn
物理ディスクが警告値を検出した場合の処置を設定します。