Users Guide
表 4-14.omconfigchassistemps/omconfigmainsystemtemps
最小および最大警告しきい値の設定
上限と下限温度警告しきい値の両方を、推奨されているデフォルト値に設定するには、次のように入力します。
omconfig chassis temps index=0 warnthresh=default
または
omconfig mainsystem temps index=0 warnthresh=default
1 つの値をデフォルト状態にして別の値を設定することはできません。つまり、最小警告しきい値をデフォルト状態にすると、最大警告しきい値もデフォルト値を選択することになります。
最小および最大警告しきい値の指定
温度プローブの警告しきい値を指定する場合、設定するプローブ番号と最小および最大警告しきい値を指定する必要があります。次の例では、設定されているプローブ はプローブ 4 になります。
omconfig chassis temps index=4 minwarnthresh=11.2 maxwarnthresh=58.7
または
omconfig mainsystem temps index=4 minwarnthresh=11.2 maxwarnthresh=58.7
このコマンドを実行して、システムによる指定値の設定が完了すると、次のメッセージが表示されます。
温度プローブの警告しきい値は正常に設定されました。
omconfig chassis volts/omconfig mainsystem volts
ファンプローブ警告しきい値を設定するには、omconfig chassis fans または omconfig mainsystem fans コマンドを使用します。他のコンポーネントに関しては、警告とエラーしきい値の
両方を表示することができますが、エラーしきい値を設定することはできません。最小および最大エラーしきい値はシステム製造元が設定します。
電圧警告しきい値の有効なパラメータ
手順4-15 は、電圧警告しきい値に有効なパラメータを表示します。
表 4-15.omconfigchassisvolts/omconfigmainsystemvolts
デフォルトの最小および最大警告しきい値
上限と下限電圧警告しきい値の両方を、推奨されているデフォルト値に設定するには、次のように入力します。
omconfig chassis volts index=2 warnthresh=default
または
omconfig mainsystem volts index=2 warnthresh=default
名前=値のペア
説明
index=<数値>
プローブまたはプローブインデックスの番号(指定が必要)。
warnthresh=default
最小および最大警告しきい値をデフォルトの状態に設定します。
minwarnthresh=<数値>
最小警告しきい値(小数第 1 位まで)を設定します。
maxwarnthresh=<数値>
最小警告しきい値(小数第 1 位まで)を設定します。
メモ: センサーを管理する機能はシステムによって異なります。
メモ: PowerEdge x8xx および x9xx のシステムでは、周辺温度に関してのみ温度プローブの警告しきい値を設定できます。
メモ: 設定できる警告しきい値は、システム設定によって異なります。
名前=値のペア
説明
index=<数値>
プローブインデックス(指定する必要があります)。
warnthresh=default
最小および最大警告しきい値をデフォルトの状態に設定します。
minwarnthresh=<数値>
最小警告しきい値(小数第 3 位まで)を設定します。
maxwarnthresh=<数値>
最小警告しきい値(小数第 3 位まで)を設定します。