Users Guide
通常はシステムの BIOS セットアップ起動時間設定のみで利用可能なシステム BIOS 設定を設定するには、omconfig chassis biossetup または omconfig mainsystem biossetup コ
マンドを使用します。
手順4-3 では、このコマンドと共に使用できる名前=値のペアを示します。
表 4-3.BIOSセットアップ設定
注意: 特定の BIOS セットアップのオプションを変更することによってシステムが使用不可能になったり、オペレーティングシステムの再インストールが必要となる場合がありま
す 。
メモ: BIOS セットアップ オプションを実施するには、システムを再起動します。
メモ: 一部のシステムでは使用できない BIOS セットアップオプションがあります。
メモ: 特定のオペレーティングシステム(例:VMware ESXi)の制限により、本リリースの OpenManage Server Administrator に利用できない機能がある場合があります。
名前=値のペア 1
attribute=
名前=値のペア 2
setting=
説明
attribute=acpwrrecovery
setting=off | last | on
off:システムはオフになっています。
last:システムは前の状態に戻ります。
on:システムがオンになっています。
delay=random | immediate | timedelay time
<値>
random:ランダムな遅延時間でシステムの電源を入れます。
immediate:システムを即時前の状態に戻します。
timedelay <値>:ユーザー指定の遅延時間に基づいてシステムの電源を入れま
す。
attribute=bezel
setting=enabled | disabled
enabled:システム起動中のベゼル取り外しイントルージョンチェックを有効にします。
disabled:システム起動中のベゼル取り外しイントルージョンチェックを無効にします。
attribute=bootsequence
setting=diskettefirst|hdonly|devicelist|cdromfirst|
opticaldrive
BIOS にシステムを起動するデバイスと、起動ルーチンが各デバイスをチェックする順序
を伝えます。
メモ: Linux システムにおいて、システム管理者 / システム管理者グループにアップグ
レードされたユーザー / ユーザーグループは、この BIOS セットアップを設定できませ
ん。
attribute=bootmode
setting=uefi | bios
uefi:システムが UEFI(Unified Extensible Firmware Interface)をサポートす
るオペレーティングシステムで起動できるようにします。
bios:システムが UEFI をサポートしないオペレーティングシステムで起動できるようにし
ます。
attribute=bootorder
sequence=aliasname1, aliasname2,.....aliasnameN
設定されたエイリアス名に基づいて、起動順序を設定します。設定されたエイリアス名を
表示するには、omreport chassis biossetup attribute=bootorder のコマン
ドを実行します。
メモ: Linux システムにおいて、システム管理者 / システム管理者グループにアップグ
レードされたユーザー / ユーザーグループは、この BIOS セットアップを設定できませ
ん。
attribute=hddorder
sequence=aliasname1, aliasname2,.....aliasnameN
設定されエイリアス名に基づいて、BIOS セットアップのハードディスク順序を設定しま
す。変更はシステムの再起動後に有効になります。設定されたエイリアス名を表示する
には、omreport chassis biossetup attribute=bootorder のコマンドを実行
します。
メモ: Linux システムにおいて、システム管理者 / システム管理者グループにアップグ
レードされたユーザー / ユーザーグループは、この BIOS セットアップを設定できませ
ん。
attribute=cstates
setting=enabled | disabled
enabled:システムが使用されていない時に、プロセッサがディープスリープ状態にな
ることを有効にします。
disabled:システムが使用されていない時に、プロセッサがディープスリープ状態にな
ることを無効にします。
attribute=conredirect
setting=enabled | disabled
enabled:シリアルポート 1 に BIOS 画面をリダイレクトします。キーボードとテキスト
出力はシリアルポート 2 にリダイレクトされます。
disabled:BIOS コンソールのリダイレクトをオフにします。
attribute=crab
setting=enabled | disabled
enabled:システム再起動後に BIOS コンソールリダイレクトを有効にします。