Users Guide
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omconfig:計装サービスを使ったコンポーネントの管理
バージョン 6.4 コマンドライン インタフェースガイド
omconfig コマンドの概要
omconfig コマンドのヘルプ
omconfig about
omconfig chassis/omconfig mainsystem
omconfig preferences
omconfig system/omconfig servermodule
omconfig コマンドでは、警告イベントの定義、警告アクションの設定、ログのクリア、およびシステムシャットダウンの設定を行う値を提供でき、その他のシステム管理タスクを実行することも可能
です。
omconfig 機能の例には、次が含まれます。
l コマンド、警告、ハードウェアログをクリアする管理者権限
l システムシャットダウンを設定して実行する管理者権限
l ファン、電圧プローブ、温度プローブで警告イベントの値を指定したりデフォルト設定するパワーユーザーおよび管理者権限
l イントルージョン、ファン、電圧プローブおよび温度プローブで警告または障害イベントが発生した場合の警告アクションを設定するパワーユーザーおよび管理者権限
omconfig システムコマンドを使った所有コスト情報(assetinfo)の表示と管理方法の詳細については、omconfig システムまたは servermodule assetinfo:所有コストの編集を参照してく
ださい。
omconfig コマンドの実行に必要な情報を取得するために omreport コマンドを使用する必要のあることがよくあります。たとえば、温度プローブの警告イベントの最低温度を編集する場合は、設
定するプローブのインデックスを知る必要があります。プローブのリストとそれらのインデックスを表示するには、omreport chassis temps または omreport mainsystem temp コマンドを
使用します。omreport コマンドの使用方法については、omreport: 計装サービスを使用したシステム状態の表示を参照してください。
表 4-1.omconfigコマンドのシステム可用性
パラメータ表の規則
コマンドに使えるパラメータをリストにする場合、パラメータはコマンドラインインタフェースに表示される順ではなくアルファベット順にリストされます。
記号「 | 」はしばしばパイプと呼ばれ、 排他的論理和演算を表します。たとえば、「有効|無効」はコンポーネントや機能を有効または無効にできますが、それらを同時に有効と無効にすること
はできません。
omconfig コマンドの概要
手順4-2 はomconfig コマンドの高レベルな概要です。コマンドレベル 2 およびコマンドレベル 3 とタイトルの付いた行には omconfig で使用できる主な引数をリストします。ユーザー特権が必
要とは、コマンドを実行するために必要な特権の種類を表し、U=ユーザー、P=パワーユーザー、A=システム管理者を表します。用途は omconfig を使って実行できる操作についてのおおまかな
概略です。コマンドの構文と使い方の詳細については、この項で後述します。
表 4-2.omdiagコマンドレベル 1、レベル 2 、およびレベル 3
コマンドレベル 1
コマンドレベル 2
適用対象
omconfig
servermodule
モジュラーシステム
mainsystem
モジュラーシステム
system
非モジュラーシステム
chassis
非モジュラーシステム
メモ: 本項では可能な omconfig コマンドの全てをリストしますが、システムで使用できるコマンドはシステム構成によって異なります。システムにインストールされていないコンポーネントの
ヘルプを表示したりコマンドを実行しようとすると、Server Administrator はコンポーネントまたは機能がシステムで見つからないというメッセージを表示します。
コマンドレベル
1
コマンドレベル 2
コマンドレベル 3
ユーザー権
限 必須
用途
omconfig
about
U、P、A
Server Administrator プログラムのバージョン番号とプロパティを表示。
details=true
U、P、A
インストールされている全ての Server Administrator プログラムの情報を表示。
preferences