Users Guide

2. 一般設定 と Web Server タブをクリックします。
3. サーバープリファランス ウィンドウで、必要に応じてオプションを設定します。
l セッションのタイムアウト 機能を使うと、セッションがアクティブでいられる時間を制限できます。指定の時間(分)、ユーザー操作がない場合に Server Administrator をタイムアウ
トにするには、有効 ラジオボタンを選択します。セッションがタイムアウトしたユーザーは、セッションを続行するにはログインし直す必要があります。Server Administrator セッション
タイムアウト機能を無効にするには、無効 ラジオボタンを選択します。
l HTTPS ポート フィールドでは、Server Administrator のセキュアポートを指定します。Server Administrator のデフォルトのセキュアポートは 1311 です。
l IP アドレスのバインド先 フィールドで、セッション開始時に Server Administrator がバインドする管理下システムの IP アドレスを指定します。システムに該当するすべての IP
アドレスをバインドする場合は、すべて ラジオボタンを選択します。特定の IPアドレスにバインドする場合は、特定 ラジオボタンを選択します。
l SMTP サーバー名 フィールドと SMTP サーバーの DNS サフィックス フィールドでは、所属会社または組織の SMTP とドメイン名サーバー(DNS)のサフィックスを指定します。
Server Administrator で電子メールを送信できるようにするには、適切なフィールドに所属会社または組織の SMTP サーバーの IP アドレスと DNS サフィックスを入力する必要が
あります。
l コマンドログサイズ フィールドに、コマンドログファイルの最大ファイルサイズを MB 単位で指定します。
l サポートリンク フィールドでは、管理下システムのサポートを提供する事業体の URL を指定します。
l カスタム区切り文字 フィールドでは、エクスポート ボタンを使用して作成されたファイルでデータフィールドを区切る文字を指定します。; 文字はデフォルトの区切り文字です。その他
のオプションは !、 @、 #、 $、 %、 ^、 *、 ~、 ?、 :、|、 および 、 です。
l SSL 暗号化 フィールドで、 セキュリティ保護された HTTPS セッションの暗号化レベルを指定します。使用可能な暗号化レベルには、オートネゴシエート および 128 ビット以上が
あります。
¡ オートネゴシエート - ブラウザの暗号化のレベルに関係なく接続できます。ブラウザは、Server Administrator web server と自動的にネゴシエーションして、そのセッシ
ョンで使用可能な最も高い暗号化レベルを選択します。暗号化レベルの低いレガシーブラウザでも、Server Administrator に接続できます。
¡ 128 ビット以上 - 128 ビット以上の暗号化レベルを持つブラウザからの接続を可能にします。確立されたすべてのセッションに、使用されるブラウザに基づいて次の暗号スイ
ートのうちの 1 つが適用されます。
SSL_RSA_WITH_RC4_128_SHA
SSL_RSA_WITH_RC4_128_MD5
SSL_DHE_RSA_WITH_3DES_EDE_CBC_SHA
TLS_DHE_RSA_WITH_AES_128_CBC_SHA
SSL_RSA_WITH_3DES_EDE_CBC_SHA
TLS_RSA_WITH_AES_128_CBC_SHA
TLS_DHE_DSS_WITH_AES_128_CBC_SHA
SSL_DHE_DSS_WITH_3DES_EDE_CBC_SHA
l キー署名アルゴリズムには、サポートされる署名アルゴリズムが表示されます。ドロップダウンリストからアルゴリズムを選択します。SHA 512 または SHA 256 のいずれかを選択
する場合、ご利用のオペレーティングシステム / ブラウザが同アルゴリズムをサポートしていることを確認してください。オペレーティングシステム / ブラウザのサポート要件を満たすこと
なく、これらのオプションを選択した場合、Server Administrator は、「ウェブページを表示できません」のエラーを表示します。このフィールドは、Server Administrator により
自動生成される自己署名証明書のみに利用されます。Server Administrator で新しい証明書をインポートまたは生成した場合、ドロップダウンリストは灰色表示になります。
4. サーバープリファレンス ウィンドウのオプション設定が完了したら、 変更の適用 をクリックします。
X.509 証明書管理
リモートシステムの身元を確認し、リモートシステムとやり取りする情報を他の人が閲覧したり変更したりできないようにするには、ウェブ証明書が必要です。システムのセキュリティを確保するために、
以下の対策を推奨します。
l 新しい X.509 証明書の生成、既存の X.509 証明書の再利用、あるいはルート証明書または証明書チェーンの認証局(CA)からのインポートを行う。
l Server Administrator がインストールされているすべてのシステムが一意なホスト名を持つ。
メモ: ポート番号を、無効な番号または使用中のポート番号に変更すると、その他のアプリケーションまたはブラウザが Managed System の Server Administrator にアクセスで
きなくなる可能性があります。デフォルトポートの一覧については、『Dell OpenManage インストールとセキュリティユーザーズガイド』を参照してください。
メモ: IP アドレスのバインド先 の値を すべて 以外の値に変更すると、他のアプリケーションまたはブラウザが管理下システムの Server Administrator にアクセスできなくなる可
能性があります。
メモ: セキュリティ上の理由から、SMTP サーバーから外部アカウントへの電子メール送信を許可していない会社や組織もあります。
メモ: Server Administrator Web Server を管理するためにログインした場合のみ、このフィールドが表示されます。
メモ: 128 ビット以上 オプションでは、40 ビットまたは 56 ビットなど低い SSL 暗号レベルのプラウザでは接続できません。
メモ: 変更を適用するには、Server Administrator web server を再起動します。
メモ: 暗号化レベルを 128 ビット以上に設定している場合は、同レベルまたはより高い暗号レベルのブラウザを使用して、Server Administrator の設定にアクセスしたり、その設定
を変更したりすることができます。