Users Guide
omconfig storage controller action=testalarm controller=1
omconfig コントローラ設定のリセット
コントローラの設定をリセットするには、次の omconfig コマンド構文を使用します。
完全な構文
omconfig storage controller action=resetconfig controller=id
id は、omreport storage controller コマンドによって報告されるコントローラ ID です。
このコマンドによってシステムまたはブートパーティションが削除される場合は、警告メッセージが表示される場合があります。force=yes パラメータを使うと、この警告をオーバーライドできます。
この場合、構文は次のようになります。
omconfig storage controller action=resetconfig controller=id force=yes
構文例
コントローラ 1 の設定をリセットにするには、次のように入力します。
omconfig storage controller action=resetconfig controller=1
omconfig 仮想ディスクの作成
Dell OpenManage オンラインヘルプ には、仮想ディスクの作成の詳細が含まれています。
仮想ディスクを作成するための omconfig 構文には複数のパラメータがあります。次のパラメータを指定する必要があります。
l コントローラ(controller=id)
l RAID レベル( raid=<c| r0| r1| r1c| r5|r6| r10| r50|r60>)
l サイズ( size=<数値 | 最大 | 最小>)
物理ディスクは次のどちらかの方法で指定されます。
SCSI
、
SATA
、
および ATA コントローラは、
pdisk=connector:enclosureID:portID
ここで、connector:enclosureID:portID は コネクタ番号、エンクロージャ番号およびポート番号です。
例、pdisk=0:1:2
SAS コントローラについて、
pdisk=connector:targetID
ここで、connectorID:targetID は コネクタ番号と物理ディスクの番号です。たとえば、pdisk=0:2
その他のパラメータについては、指定しなければ Storage Management によってデフォルト値が設定されます。
セキュア仮想ディスクを作成する場合は、secureflag=yes と指定します。セキュア仮想ディスクは、SED ドライブでのみ作成できます。
完全な構文
omconfig storage controller action=createvdisk controller=id raid=<c| r0| r1| r1c| r5| r6| r10| r50 |r60> size=<数値 | 最大 | 最小>
pdisk=<PDISKID> [stripesize=< 2kb| 4kb| 8kb| 16kb| 32kb| 64kb| 128kb>] [cachepolicy=<d | c>] [diskcachepolicy=<無効 | 有効>]
[readpolicy=<ra | nra | ara | rc| nrc>] [writepolicy=<wb| wt| wc| nwc | fwb>] [name=<文字列>] [spanlength=<n>] | [secureflag=yes]
注意: 設定をリセットすると、コントローラに接続している仮想ディスク上のすべてのデータが完全に破壊されます。仮想ディスクに存在するシステムまたはブート可能なパーテ
ィションを破壊します。このコマンドによってシステムまたはブートパーティションが削除される場合は 、警告メッセージが表示されることがあります。ただし、この警告メッセー
ジは、常に生成されるわけではありません。このコマンドを使用して、システム、 ブートパーティションまたはその他の重要なデータを削除しないようにしてください。
メモ: ファームウェアバージョン 6.1 以降を持つ SAS コントローラ用の RAID 10 を構成する場合、spanlength は任意選択パラメータです(デフォルト=2)。Spanlength は、size
で指定した物理ディスク数の半分以下の偶数で指定します。