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omconfig chassis info/omconfig mainsystem info
omconfig chassis info または omconfig mainsystem info コマンドを使って、システムの資産タグとシャーシ名を入力します。システムがモジュラシステムの場合、モジュラコンポーネン
トの管理タグも入力できます。 表4-6 は、コマンドの有効なパラメータを表示します。
表 4-6omconfigchassisinfo/omconfigmainsysteminfo
以下の例では、メインシステムシャーシの管理タグを buildsys に設定します。
omconfig chassis info index=0 tag=buildsys
または
omconfig mainsystem info index=0 tag=buildsys
インデックス 0 はメインシステムシャーシのデフォルト値です。次のコマンドでは index=n が省略されていますが、結果は同じです。
omconfig chassis info tag=buildsys
または
omconfig mainsystem info tag=buildsys
有効なコマンドが実行されると、結果として次のメッセージが表示されます。
Chassis info set successfully. (シャーシ情報は正常に設定されました)。
シャーシによっては、異なる名前を割り当てることができます。メインシステムシャーシの名前を変更することはできません。下の例では、シャーシ 2 の名前を storscsi1 から storscsia に変更
します。
omconfig chassis info index=2 name=storscsia
または
omconfig mainsystem info index=2 name=storscsia
他のコマンドでは、シャーシ 2(メイン シャーシ=0)がない場合、CLI によってエラーメッセージが表示されます。CLI では、存在するシステム構成に対してのみコマンドを実行できます。
omconfig chassis leds/omconfig mainsystem leds
omconfig chassis leds または omconfig mainsystem leds コマンドを使って、chassis fault LED または chassis identification LED を点滅するか指定します。このコマンドはシス
テムのハードドライブから LED をクリアすることもできます。 表4-7 は、コマンドの有効なパラメータを表示します。
表 4-7omconfigchassisleds/omconfigmainsystemleds
omconfig chassis memorymode/omconfig mainsystem memorymode
omconfig chassis memorymode または omconfig mainsystem memorymode コマンドを使用して、メモリエラーが発生したときにシステムのメモリで使用する冗長性モードを指定し
ます。
冗長メモリを使うと、現在使用中のモジュールに許容できないエラーが検出されたときに、システムを使用できる他のメモリモジュールに切り替えることができます。omconfig chassis
memorymode または omconfig mainsystem memorymode を使用すると、冗長性を無効にすることができます。冗長性を無効にすると、システムが使用しているモジュールにエラーが
発生したときに、使用できる他のメモリモジュールに切り替えないようにシステムに指示を出すことになります。冗長性を有効にするには、ミラーまたは RAID から選択します。
スペアモードを使用すると、訂正可能なメモリイベントが検出されたときにシステムメモリのバンクが無効になり、スペアバンクが有効になって、オリジナルバンクのデータがすべてスペアバンクにコピ
security=disabled
-
LCD テキストへの制限付きアクセスを与えます。
remoteindication=true
-
システムがアクティブなリモートセッションを検出すると、LCD が点滅します。
メモ: ipv4idrac、ipv6idrac、および macidrac のオプションは廃止されました。
「名前=値」のペア
説明
index=<n>
管理タグまたは名前を設定するシャーシの番号。
tag=<テキスト>
英数字テキストによる管理タグ。英数字 10 文字以内で指定します。
name=<テキスト>
シャーシ名
「名前=値」のペア 1
「名前=値」のペア 2
説明
index=<n>
-
LED が存在するシャーシ番号(デフォルトはメインシステムシャーシであるシャーシ 0)。
led=fault
severity=warning | critical
警告イベントまたは重要イベントの発生時に、LED を点滅するように選択します。
led=hdfault
action=clear
ハードドライブのフォールト数を 0 に戻します。
led=identify
flash=off | on
time-out=<n>
シャーシ識別 LED をオフまたはオンに設定します。LED が点滅するタイムアウト値を秒数で設定します。