Users Guide
3. VMware vSphere CLI のインストール先ディレクトリに移動します。 Linux の場合、デフォルトの場所は /usr/bin です。Windows の場合、デフォルトの場所は C:\Program
Files\VMware\VMware vSphere CLI\bin です。
4. 次のコマンドを実行します。
vicfg-snmp.pl --server <server> --username <username> --password <password> -c <community> -t <hostname>/<community>
ここで、<サーバー> は ESXi システムのホスト名または IP アドレス、<ユーザー名> は ESXi システム上のユーザー、<パスワード> は ESXi ユーザーのパスワード、<コミュニティ> は
SNMP コミュニティ名、<ホスト名> は管理システムのホスト名または IP アドレスを指します。
SNMP のトラップ設定は、サービスを再起動する必要なく、直ちに反映されます。
対応 RedHatEnterpriseLinuxオペレーティングシステム と SUSE Linux Enterprise Server を
実行しているシステム上でのファイアウォールの設定
Red Hat Enterprise Linux/SUSE Linux をインストールしているときにファイアウォールセキュリティを有効にすると、デフォルトですべての外部ネットワークインタフェース上の SNMP ポートが閉
じます。IT Assistant などの SNMP 管理アプリケーションを有効にして Server Administrator から情報を検出して取得するには、少なくとも 1 つの外部ネットワークインタフェースの SNMP ポー
トが開いている必要があります。Server Administrator によって外部ネットワークインタフェースの SNMP ポートがファイアウォールで開かれていないことが検出されたら、Server Administrator
は警告メッセージを表示してメッセージをシステムログに記録します。
SNMP ポートを開くには、ファイアウォールを無効にし、ファイアウォールの外部ネットワークインタフェース全体を開くか、ファイアウォールで少なくとも 1 つの外部ネットワークインタフェースの SNMP
ポートを開きます。この処理は、Server Administrator が起動する前か後で行うことができます。
前に説明した方法のいずれかを使用して RHEL 上の SNMP ポートを開くには、次の手順を実行します。
1. Red Hat Enterprise Linux コマンドプロンプトで、setup と入力して <Enter> を押し、テキストモードセットアップユーティリティを起動します。
ツールの選択 メニューが表示されます。
2. 下矢印を使用して ファイアウォール設定 を選択し、<Enter> を押します。
ファイアウォール選 択画面が表示されます。
3. <Tab> を押して セキュリティレベル を選択し、スペースバーを押して希望のセキュリティレベルを選択します。選択した セキュリティレベル にアスタリスクが付きます。
a. ファイアウォールを無効にするには、ファイアウォールなし または 無効 を選択して手順7 に進みます。
b. ネットワークインタフェース全体または SNMP ポートを開くには、高、中 または 有効 を選択して手順4 に進みます。
d. <Tab> を押して カスタマイズ へ移動し、<Enter> を押します。
ファイアウォールの設定-カスタマイズ画面が表示されます。
5. ネットワークインタフェース全体を開くか、すべてのネットワークインタフェースの SNMP ポートだけを開くかを選択します。
a. ネットワークインタフェース全体を開くには、<Tab> を押して信頼できるデバイスの 1 つに進んでスペースバーを押します。デバイス名の左側のボックスにアスタリスクが付いたら、イ
ンタフェース全体が開くことを示します。
b. すべてのネットワークインタフェースの SNMP ポートを開くには、<Tab> を押して その他のポート に進んで snmp:udp と入力します。
6. <Tab> を押して OK を選択し、<Enter> を押します。
Firewall Configuration(ファイアウォール選択)画面が表示されます。
7. <Tab> を押して OK を選択し、<Enter> を押します。
Choose a Tool(ツールの選択)メニューが表示されます。
8. <Tab> を押して 終了 を選択し、<Enter> を押します。
SUSE Linux Enterprise Server 上の SNMP ポートを開くには、次の手順を実行します。
メモ: .pl の拡張子は、Linux では必要ありません。
メモ: ユーザー名とパスワードを指定しないと、入力を求めるプロンプトが表示されます。
メモ: このコマンドは、オペレーティングシステムでデフォルトのインストールを実行した場合にのみ使用できます。
メモ: ファイアウォールのセキュリティレベルの詳細については、<F1> を押してください。デフォルトの SNMP ポート番号は 161 です。X Window System グラフィカルユーザーイ
ンタフェースを使用している場合は、新しいバージョンの Red Hat Enterprise Linux では <F1> を押してもファイアウォールのセキュリティレベルに関する情報が表示されないことが
あります。