Users Guide
変更後の設定ファイルは、次のようになります。
<?xml version="1.0">
<config>
<snmpSettings>
<enable>true</enable>
<communities>public</communities>
<targets>143.166.152.248@162/public</targets>
<port>167</port>
</snmpSettings>
</config>
2. システムで SNMP サービスが既に起動している場合は、次のコマンドを入力して停止させます。
service snmpd stop
3. /etc/snmp/snmpd.conf の最後に次の行を追加します。
proxy -v 1 -c public udp:127.0.0.1:X .1.3.6.1.4.1.6876
ここで、X は、上記の SNMP 設定時に指定された未使用ポートを表します。
4. 次のコマンドを使用してトラップの送信先を設定します。 <送信先 _IPアドレス> <コミュニティ名>
専用 MIB で定義されたトラップを送信するには、trapsink 仕様が必要です。
5. 次のコマンドを実行して、mgmt-vmware サービスを再起動します。
service mgmt-vmware restart
6. 次のコマンドを実行して、snmpd サービスを再起動します。
service snmpd start
7. 再起動ごとに snmpd デーモンが開始されるようにするため、次のコマンドを実行します。
chkconfig snmpd on
8. 管理ステーションにトラップを送信する前に、次のコマンドを実行して、SNMP ポートが開かれていることを確認します。
esxcfg-firewall -e snmpd
対応 VMware ESXi 4.0 オペレーティングシステムが稼動するシステムにおける SNMP エージェントの設定
Server Administrator は、VMware ESXi 4 上の SNMP トラップをサポートしています。VMware ESXi 4 が必要な SNMP サポートを提供していないため、Server Administrator は、
VMware ESXi 4 上の SNMP Get および Set 操作をサポートしていません。VMware ESXi 4 が稼動するシステムで、管理ステーションに SNMP トラップを送信させるように設定するには、
VMware vSphere コマンドラインインタフェース(CLI)を使用します。
SNMP トラップを管理ステーションに送信するシステム設定
Server Administrator は、センサーや他の監視パラメータのステータスの変化に応じて SNMP トラップを生成します。SNMP トラップが管理ステーションに送信されるためには、Server
Administrator を実行するシステムでトラップ送信先を 1 つまたは複数設定する必要があります。
管理ステーションにトラップを送信できるように、Server Administrator が実行される ESXi システムを設定するには、次の手順に従います。
1. VMware vSphere CLI をインストールします。
2. VMware vSphere CLI をインストールしたシステム上で、コマンドプロンプトを開きます。
メモ: srvadmin がインストールされ、snmpd サービスが既に開始している場合は、同サービスを再起動してください。
メモ: VMware vSphere CLI の使用の詳細については、VMware サポートサイト www.vmware.com/support を参照してください。