Users Guide
構文例
サーマルシャットダウンを有効にするため、omconfig コマンド構文では、コントローラやエンクロージャの ID を指定する必要はありません。サーマルシャットダウンを有効にするには、次のように入
力します。
omconfig storage globalinfo action=enablests
omconfig グローバル Smart サーマルシャットダウンを無効にする
omconfig コマンドを使って Samrt サーマルシャットダウンを有効にしている場合、Smart サーマルシャットダウンを無効にしてシステムをデフォルト設定に戻すことができます。Smart サーマル
シャットダウンを無効にすると、PV220S および PV221S エンクロージャが臨界温度の摂氏 0 または 50° に達したときにオペレーティングシステムとサーバーがシャットダウンします。
Smart サーマルシャットダウンを無効にするには、次の omconfig コマンド構文を使用します。
完全な構文
omconfig storage globalinfo action=disablests
構文例
サーマルシャットダウンを無効にする omconfig コマンド構文では、コントローラやエンクロージャの ID を指定する必要はありません。サーマルシャットダウンを無効にするには、次のように入力し
ます。
omconfig storage globalinfo action=disablests
omconfig グローバルコントローラの再スキャン
次の omconfig コマンド構文を使用すると、システムのすべてのコントロールが再スキャンされます。グローバル再スキャンコントローラの詳細については、Dell OpenManage オンラインヘルプ
を参照してください。
完全な構文
omconfig storage globalinfo action=globalrescan
構文例
システムのすべてのコントローラを再スキャンする omconfig コマンド構文では、コントローラ ID を指定する必要はありません。すべてのコントローラをグローバルに再スキャンするには、次のコマ
ンドを入力します。
omconfig storage globalinfo action=globalrescan
omconfig ホットスペアプロテクションポリシーの設定
専用またはグローバルホットスペア用にホットスペアプロテクションポリシーを設定するには、次の omconfig コマンド構文を使用します。ホットスペアプロテクションポリシーの設定方法については、
『Dell OpenManage Server Administrator Storage Management ユーザーズガイド』を参照してください。
完全な構文
専用のホットスペアプロテクションポリシーの場合、次のように入力します。
omconfig storage globalinfo action=setprotectionpolicies type=dhs raid=<r1 | r5 | r6 | r10 | r50 | r60 | all> hscount=<1-16> warnlevel=<0-3>
ここで、hscount は、仮想ディスクに割り当てるホットスペア数です。
warnlevel は、このポリシーの違反があった場合に、生成する警告に割り当てたい重要度レベルです。RAID レベルの専用ホットスペアプロテクションポリシーをリセットするには、hscount=0
warnlevel=0 を使用します。
メモ: omreport storage globalinfo コマンドを使用すると、現在 Smart サーマルシャットダウンが有効か無効かを確認できます。Smart サーマルシャットダウンの状態は、
Server Administrator のグラフィカルユーザーインタフェース (GU) にも表示されます。この状態を見つけるには、Storage オブジェクトと 情報 / 設定 タブ選択します。
メモ: omreport storage globalinfo コマンドを使用すると、現在 Smart サーマルシャットダウンが有効か無効かを確認できます。Smart サーマルシャットダウンの状態は、
Server Administrator の GUI 内にも表示します。この状態を見つけるには、Storage オブジェクトと 情報 / 設定 タブ選択します。
メモ: グローバル再スキャンは、非 RAID SCSI および SAS コントローラではサポートされていません。非 RAID SCSI コントローラの設定変更を表示されるには、システムを再起動して
ください。