Users Guide
1. コンピュータの管理 ウィンドウを閉じます。
2. コンソールツリーで、ローカルユーザーとグループ を展開し、ユーザー をクリックします。
3. 対象ユーザーのプロパティを表示するには、ゲスト または IUSR_システム名 ユーザーアカウントをダブルクリック、または ゲスト または IUSR_システム名 ユーザーアカウントを右クリ
ックし、プロパティ を選択します。
4. アカウントを無効 にする を選択し、OK をクリックします。
X の付いた赤い丸がユーザー名の上に表示されます。アカウントは無効になります。
SNMP Agent の設定
Server Administrator は、対応するすべてのオペレーティングシステムで管理ネットワーク管理プロトコル(SNMP)システム管理規格をサポートしています。SNMP サポートは、オペレーティングシ
ステム、またオペレーティングシステムのインストール方法によってインストールされている場合とされていない場合があります。ほとんどの場合、SNMP はオペレーティングシステムのインストールの過
程でインストールされています。Server Administrator をインストールする前に、SNMP などの対応システム管理プロトコル規格がインストールされていることが必要です。
SNMP エージェントを設定すると、コミュニティ名を変更したり、Set 操作を有効にしたり、管理ステーションにトラップを送ることができます。Dell OpenManage™ IT Assistant や Array
Manager などの管理アプリケーションと正しく相互作用するように SNMP エージェントを設定するには、次項で説明する手順に従ってください。
以下の手順は、対応している各オペレーティングシステムで SNMP エージェントを設定する方法を説明しています。
l 「Microsoft Windows オペレーティングシステム環境のシステムでの SNMP エージェントの設定」
l 「対応 Red Hat Linux オペレーティングシステム環境のシステムでの SNMP エージェントの設定」
l 「対応SUSE Linux Enterprise Server オペレーティングシステムを実行しているシステムでの SNMP エージェントの設定」
Microsoft Windows オペレーティングシステム環境のシステムでの SNMP エージェントの設定
Server Administrator は、Windows SNMP エージェントによって提供される SNMP サービスを使用します。SNMP エージェントを設定すると、コミュニティ名を変更したり、Set 操作を有効にした
り、管理ステーションにトラップを送ることができます。IT Assistant などの管理アプリケーションと正しく相互作用するように SNMP エージェントを設定するには、次項で説明する手順に従ってくださ
い。
リモートホストによる SNMP アクセスを有効にする
Windows Server 2003 はデフォルトではリモートホストからの SNMP パケットを受け入れません。Windows Server 2003 を実行しているシステムでリモートホストから SNMP管理アプリケ
ーションを使ってシステムを管理したい場合は、リモートホストから SNMPパケットを受け入れるように SNMP サービスを設定する必要があります。
Windows Server 2003 オペレーティングシステムを実行しているシステムでリモートホストから SNMP パケットを受け取れるようにするには、次の手順を実行してください。
1. コンピュータの管理 ウィンドウを閉じます。
2. 必要に応じて、ウィンドウの コンピュータの管理 アイコンを展開します。
3. サービスとアプリケーション アイコンを展開して、サービス をクリックします。
4. リストを下にスクロールして SNMP サービス を見つけ、SNMP サービス を右クリックして、プロパティ をクリックします。
SNMP サービスプロパティ ウィンドウが表示されます。
メモ: この手順を実行するには、システム管理者でログインしている必要があります。
メモ: デフォルトの SNMPエージェント設定には、通常、public のような SNMP コミュニティ名が含まれています。セキュリティを強化するため、この SNMP コミュニティ名は、ディフォルト値
でないものに変更します。 SNMP コミュニティ名の変更に関しては、該当する下記の項を参照してください。詳細なガイドラインは、『Dell Power Solutions(Dell パワーソリューション)』誌の
2003 年 5 月号にある 「Securing an SNMP Environment(SNMP 環境のセキュリティ) 」の記事を参照してください。このマガジンは www.dell.com/powersolutions から
も入手できます。
メモ: SNMP Set 操作は、Server Administrator バージョン 5.2 以降ではデフォルトで無効になっています。Server Administrator は SNMP Set 操作を有効または無効にする機能
をサポートしています。プリファランス 下の Server Administrator SNMP 設定 ページを使うか、 Server Administrator コマンドラインインタフェース (CLI) を使って、Server
Administrator での SNMP Set 操作を有効または無効にできます。Server Administrator CLI の詳細については、『 DellOpenManageServerAdministratorコマンドラインイン
タフェースユーザーズガイド』を参照してください。
メモ: IT Assistant で Server Administrator を実行中のシステムから管理情報を取得するには、IT Assistant で使用するコミュニティ名が Server Administrator を実行中のシステ
ムのコミュニティ名と一致する必要があります。IT Assistant で Server Administrator を実行しているシステムの情報を変更したり処置を実行するには、IT Assistant で使用するコミュ
ニティ名が ServerAdministratorを実行中のシステムで Set 操作を許可するコミュニティ名と一致する必要があります。IT Assistant で Server Administrator を実行中のシステム
からトラップ(非同期イベント通知)を受け取るには、Server Administrator を実行中のシステムが IT Assistant を実行中のシステムにトラップを送信できるように設定する必要がありま
す。
メモ: SNMP 設定の詳細については、オペレーティングシステムのマニュアルを参照してください。