Users Guide
「名前=値」のペア
説明
destenable=true | false
true: 有効な IP アドレスが設定された後で、個別のプラットフォームイベントフィルタ宛先を有効にします。
false: 個別のプラットフォームイベントフィルタを無効にします。
index=number
宛先のインデックスを設定します。
omconfig system platformevents/omconfig servermodule platformevents
omconfig system platformevents または omconfig servermodule platformevents コマンドを使用して、特定のプラットフォームイベントにシャットダウン措置 を設定します。ま
た、プラットフォームイベントフィルタ警告生成を有効または無効にすることもできます。
表4-25 は、コマンドの有効なパラメータを表示します。
表4-26は、プラットフォームイベントを設定できるコンポーネントとイベントの一覧を表示します。コンポーネントはアルファベット順に表示しますが、警告イベントは常にコンポーネントのエラーイベント
より先に表示します。
表 4-26omconfigsystemplatformevents
ipaddress=ipv4|ipv6 address
宛先の IP アドレスを設定します。
communitystr=text
パスワードとして機能し、BMC と送信先管理ステーションの間で送信される SNMP メッセージを認証するのに使用されるテキストを設定します。
注意: プラットフォームイベントシャットダウン処置を「 none」または「電力低減」以外に設定していた場合、指定のイベントが発生するとシステムは強制終了されます。この
シャットダウンはファームウェアによって開始され、最初にオペレーティングシステムや実 行中のアプリケーションをシャットダウンせずに実行 されます。
メモ: 警告設定は相互に排他的で、1 度に 1 つしか設定できません。処置設定も相互に排他的で、1 度に 1 つしか設定できません。ただし、警告設定と処置設定は互いに排他的では
ありません。
表 4-25警告処置コマンドのパラメータ
動作
説明
alert=disable
SNMP 警告を無効にします。
alert=enable
SNMP 警告の送信を有効にします。
action=none
システムがハング、またはクラッシュしたときに処置を行いません。
action=powercycle
システムの電源をオフにしてから、一時停止し、再度電源をオンにして、システムを再起動します。
action=poweroff
システムの電源をオフにします。
action=powerreduction
プロセッサのスピードを、電力消費が下がって警告しきい値の以下の値に達するまで、減らします。システムの電力消費が警告しきい値以下である場合、プ
ロセッサのスピードを増加します。
メモ: この処理は、非モジュラーシステムの場合のみ適用できます。
action=reboot
オペレーティングシステムを強制終了し、システム起動を開始して、BIOS チェックを実行してからオペレーティングシステムを読み込み直します。
イベント名
説明
alertsenable=true | false
true: プラットフォームイベントフィルタ警告の生成を有効にします。
false: プラットフォームイベントフィルタ警告の生成を無効にします。
メモ: この設定は個別のプラットフォームイベントフィルタ警告設定とは無関係です。プラットフォームイベントフィルタで警告を生成するには、個別の警告とグロ
ーバルイベント警告の両方を有効にする必要があります。
event=batterywarn
バッテリがエラーの状態を保留していることをバッテリデバイスが検出した場合の処置を設定するか警告生成を有効または無効にします。
event=batteryfail
バッテリデバイスでバッテリが失敗したことが検出された場合に処置を設定するか警告生成を有効または無効にします。
event=discretevolt
別々の電圧プローブで電圧が低すぎて適切な操作が行えないことが検出された場合、処置を設定するか警告生成を有効または無効にします。
event=fanfail
ファンプローブでファンの稼動が遅すぎる、または動いていないことが検出された場合、処置を設定したり警告生成を有効または無効にします。
event=hardwarelogfail
ハードウェアログでエラー値が検出された場合、警告生成を有効または無効にします。
event=intrusion
シャーシが開かれた場合に処置を設定したり、警告生成を有効または無効にします。
event=powerwarn
電源デバイスプローブで電源、電圧規制モジュール、DCから DC への 変圧器がエラー条件を保留にしている場合に処置を設定したり警告生成を有効または無
効にします。
event=powerabsent
プロセッサプローブで電源装置が不在であることが検出された場合に処置を設定するか警告生成を有効または無効にします。
event=powerfail
電源デバイスプローブで電源、電圧規制モジュール、DCから DC への 変圧器が失敗した場合に処置を設定したり警告生成を有効または無効にします。
event=processorwarn
プロセッサプローブによってプロセッサがピークパフォーマンスまたは速度を下回っていることが検出された場合に処置を設定するか警告生成を有効または無効に