Reference Guide
l カスタム区切りの形式(cdv)
フォーマットオプションの構文は次のようになります。
<コマンド> -fmt <フォーマットオプション>
たとえば、次のように入力します。
omreport system summary -fmt tbl
または
omreport servermodule summary -fmt tbl
-fmt tbl はテーブル形式を指定します。
フォーマットオプションを、出力をファイルに転送するオプションと組み合わせることができます。たとえば、次のように入力します。
omreport system summary -fmt tbl -outa summary.txt
または
omreport servermodule summary -fmt tbl -outa summary.txt
-fmt tbl はテーブル形式を指定し、-outa はコマンド結果を summary.txt という名前ファイルに追加することを指定します。
リスト (lst)
デフォルトのフォーマットは lst(リスト形式)です。出力の読みやすさを最適化する場合に、この形式を使います。lst 以外のフォーマットが必要であれば、コマンド出力のフォーマットを指定する必要が
あります。
次のコマンド出力例を lst 形式で表示するには、次のように入力します。
omreport system summary
または
omreport servermodule summary
リスト形式はデフォルトの表示形式なので、特別なフォーマットオプションは不要です。例のシステム概要例のネットーワークデータの一部は、以下のように表示されます。
--------------
Network Data
--------------
Network Interface Card 0 Data
IP Address : 143.166.152.108
Subnet Mask : 255.255.255.0
Default Gateway : 143.166.152.1
MAC Address : 00-02-b3-23-d2-ca
テーブル (tbl)
tbl(テーブル)フォーマットオプションを使うと、データがテーブルの行と列でフォーマットされます。次のコマンド出力例をテーブル形式で表示するには、次のように入力します。
omreport system summary -fmt tbl
または
omreport servermodule summary -fmt tbl
出力例は以下のように表示されます。
------------------------------
Network Interface Card 0 Data
------------------------------
|ATTRIBUTE|VALUE
|IPAddress|143.166.152.108
|SubnetMask|255.255.255.0
|DefaultGateway|143.166.152.1
|MACAddress|00-02-b3-23-d2-ca
セミコロン区切りの値(ssv)
ssv フォーマットオプションを使うと、出力がセミコロンで区切った値の形式にフォーマットされます。この形式は、コマンド出力結果を Microsoft Excel などの表計算プログラムやデータベースプログ
ラムにインポートすることもできます。次のコマンド出力例をセミコロンで区切った値の形式で表示するには、次のように入力します。
omreport system summary -fmt ssv
または
omreport servermodule summary -fmt ssv
出力例は以下のように表示されます。
--------------