Users Guide
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Storage Management Service(ストレージ管理サービス)の使用
Dell™OpenManage™
Server Administrator バージョン 5.5 コマンドラインインタフェース
ユーザーズガイド
CLI のコマンド構文
必須、オプション、変数のコマンド要素の構文
omreport storage と omconfig storage のユーザー特権
omreport コマンド
omreport ストレージヘルプ
omconfig グローバルのコマンド
omconfig コントローラのコマンド
omconfig 仮想ディスクのコマンド
omconfig 物理ディスクのコマンド
omconfig バッテリーのコマンド
omconfig コネクタコマンド
omconfig エンクロージャのコマンド
Storage Management の CLI では、オペレーティングシステムのコマンドシェルからのStorage Management の報告、設定および管理機能すべての実行も可能です。また、Storage
Management CLI を使用すると、コマンドシーケンスのスクリプトを作成することもできます。
Storage Management CLI は、DellOpenManage™ServerAdministratorの omreport コマンドとomconfig コマンドのオプションを拡張するものです。本章では、Storage
Management に適用する omreport と omconfig コマンドについてのみ述べられています。詳細については、『Dell OpenManage インストールとセキュリティユーザーズガイド』を参照し
てください。Storage Management の詳細に関しては、Storage Management オンラインヘルプおよび『DellOpenManageServerAdministratorStorageManagementユーザ
ーズガイド』を参照してください。
CLI のコマンド構文
すべての Server Administrator コマンドと同様、 omreport および omconfig のコマンド構文は、コマンド「レベル」を指定することで成り立ちます。最初のコマンドレベルは、omreport
または omconfig のコマンド名です。次のコマンドレベルでは、コマンドの対象となるオブジェクトの種類や、コマンドで表示される情報をより細かく特定します。
たとえば、次の omconfig コマンド構文には 3 つのレベルがあります。
omconfig storage pdisk
表6-1 では、これらのコマンドレベルについて説明します。
表 6-1コマンドレベルの例
omreport と omconfig のコマンド構文では、コマンドレベルに続いて、「名前=値」のペアが 1 つまたは複数必要になることがあります。「名前=値」のペアは、オブジェクト自体(特定の物
理ディスクなど)またはコマンドが実装するオプション("blink" または "unblink")を指定します。
たとえば、物理ディスクを点滅させる次の omconfig コマンド構文には、3 つのレベルと 3 つの「名前=値」のペアがあります。
omconfig storage pdisk action=blink controller=id pdisk=<物理ディスク ID>
ここで、 物理ディスク ID=<connector:enclosureID:portID | connector:targetID>
この例では、controller=id の id はコントローラ番号のことで、たとえばコントローラ 1 は controller=1 と指定されます。
必須、オプション、変数のコマンド要素の構文
omreport および omconfig コマンドには、複数の「名前=値」のペアがあります。これらの「名前=値」ペアには、必須、オプション、および変数のパラメータが含まれる場合があります。
表6-2 では、これらのパラメータを指示する構文を説明しています。
表 6-2パラメータの「名前=値」ペアの構文
コマンドレベル 1
コマンドレベル 2
コマンドレベル 3
用途
omconfig
コマンドを指定します。
storage
コマンドを実装する Server Administrator のサービス(この場合は Storage Management)を示します。
pdisk
コマンドの対象となるオブジェクトの種類を指定します。
構文
説明