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ここで、id は、omreport コマンドによって報告されるコントローラ ID と仮想ディスク ID です。これらの 値を得るには、omreport storage controller と入力してコントローラ ID を表示して
から、 omreport storage vdisk controller=ID と入力し、コントローラに接続している仮想ディスクの IDを表示します。
構文例
コントローラ 1 の仮想ディスク 4 をフォーマットするには、次のように入力します。
omconfig storage vdisk action=format controller=1 vdisk=4
omconfig 仮想ディスクの再設定
仮想ディスクを再設定して、仮想ディスクの RAID レベルを変更したり、物理ディスクを追加してサイズを増やしたりできます。コントローラによっては、物理ディスクを削除することもできます。
完全な構文
omconfig storage vdisk action=reconfigure controller=id vdisk=id raid=<c| r0| r1| r1c| r5| r6| r10> size=<size> pdisk=<物理ディスク>
構文例
仮想ディスク 4 を 800 MB のサイズに再設定するには、コントローラ 1 のコネクタ 0 にある RAID 5 と物理ディスク 0 から 3 を使用します。SAS コントローラでは、物理ディスクはエンクロージャ
2 に配置されています。
以下は SCSI、SATA、および ATA コントローラの例です。
この例では、次のように入力します。
omconfig storage vdisk action=reconfigure controller=1 vdisk=4 raid=r5 size=800m pdisk=0:0,0:1,0:2,0:3
以下は SAS コントローラの例です。
この例では、次のように入力します。
omconfig storage vdisk action=reconfigure controller=1 vdisk=4 raid=r5 pdisk=0:2:0,0:2:1,0:2:2,0:2:3
omconfig 仮想ディスクポリシーの変更
仮想ディスクの読み取り、書き込み、またはキャッシュのポリシーを変更するには、次のomconfig コマンド構文を使用します。
完全な構文
omconfig storage vdisk action=changepolicy controller=id vdisk=id [diskcachepolicy=<enabled|disabled> | readpolicy=<ra| nra| ara| rc|nrc>
| writepolicy=<wb| wt| wc| nwc> | cachepolicy=<d | c>]
id は、omreport コマンドによって報告されるコントローラ ID と仮想ディスク ID です。これらの値を得るには、omreport storage controller と入力してコントローラ ID を表示してから、
omreport storage vdisk controller=ID と入力し、コントローラに接続している仮想ディスクの ID を表示します。
コントローラ固有のディスクキャッシュ、読み取り、書き込み、キャッシュポリシーの詳細については、Dell OpenManage オンラインヘルプ を参照してください。omconfig コマンドを使ってこれら
のパラメータを指定する方法については、以下を参照してください 。
l [readpolicy=<ra| nra| ara| rc| nrc>] パラメータ(オプション)
l [writepolicy=<wb| wt| wc| nwc | fwb>] パラメータ(オプション)
l [cachepolicy=<d | c>] パラメータ(オプション)
l [diskcachepolicy=<enabled|disabled>] Parameter (Optional)
構文例
コントローラ 1の仮想ディスク 4 の読み取りポリシーを先読みなしに変更するには、次のように入力します。
omconfig storage vdisk action=changepolicy controller=1 vdisk=4 readpolicy=nra