Users Guide
4. 処置 をクリックして、プロパティ をポイントします。
5. アカウントは無効 を選択して、OK をクリックします。
X が付いた赤い丸印がユーザー名の上に表示されます。このアカウントが無効になります。
SNMP Agent の設定
Server Administrator は、対応するすべてのオペレーティングシステムで管理ネットワーク管理プロトコル(SNMP)システム管理規格をサポートしています。SNMP サポートは、オペレーティングシ
ステム、またオペレーティングシステムのインストール方法によってインストールされている場合とされていない場合があります。ほとんどの場合は、SNMP はオペレーティングシステムのインストールの
過程でインストールされています。SNMP などのインストールされている対応システム管理プロトコル規格は、Server Administrator をインストールする前に必要です。詳細については、「インストー
ル要件」を参照してください。
SNMP エージェントを設定すると、コミュニティ名を変更したり、Set 操作を有効にしたり、管理ステーションにトラップを送ることができます。DellOpenManage™ITAssistantや Array
Manager などの管理アプリケーションと正しく相互作用するように SNMP エージェントを設定するには、次項で説明する手順に従ってください。
以下の手順は、対応している各オペレーティングシステムで SNMP エージェントを設定する方法を説明しています。
l 対応 Microsoft Windows オペレーティングシステム環境のシステムでの SNMP エージェントの設定
l 対応 Red Hat Linux オペレーティングシステム環境のシステムでの SNMP エージェントの設定
l 対応 SUSE Linux Enterprise Server オペレーティングシステム環境のシステムでの SNMP エージェントの設定
Microsoft Windows オペレーティングシステム環境のシステムでの SNMP エージェントの設定
Server Administrator は、Windows SNMP エージェントによって提供される SNMP サービスを使用します。SNMP エージェントを設定すると、コミュニティ名を変更したり、Set 操作を有効にした
り、管理ステーションにトラップを送ることができます。IT Assistant などの管理アプリケーションと正しく相互作用するように SNMP エージェントを設定するには、次項で説明する手順に従ってくださ
い。
リモートホストによる SNMP アクセスを有効にする
Windows Server 2003 はデフォルトではリモートホストからの SNMP パケットを受け入れません。Windows Server 2003 を実行しているシステムでリモートホストから SNMP 管理アプリケー
ションを使ってシステムを管理したい場合は、リモートホストから SNMP パケットを受け入れるように SNMP サービスを設定する必要があります。
Windows Server 2003 オペレーティングシステムを実行しているシステムでリモートホストから SNMP パケットを受け取れるようにするには、次の手順を実行してください。
1. コンピュータの管理 ウィンドウを開きます。
2. 必要であればウィンドウの コンピュータの管理 アイコンを展開します。
3. サービスとアプリケーション アイコンを展開して、サービス をクリックします。
4. リストを下にスクロールして SNMP サービス を見つけ、SNMP サービス を右クリックして、プロパティ をクリックします。
SNMP サービスプロパティ ウィンドウが表示されます。
5. セキュリティ タブをクリックします。
6. 任意のホストから SNMP パケットを受け入れる を選択するか、リモートホストを これらのホストの SNMP パケットを受け入れる リストに追加します。
SNMP コミュニティ名の変更
SNMP コミュニティ名の設定によって、SNMP を使ってシステムを管理するシステムが決まります。管理アプリケーションが Server Administrator から管理情報を取得するには、管理アプリケーシ
ョンで使用される SNMP コミュニティ名が、Server Administrator システムで設定されている SNMP コミュニティ名と一致する必要があります。
メモ: デフォルトの SNMPエージェント設定には、通常、public のような SNMP コミュニティ名が含まれています。セキュリティを強化するため、この SNMP コミュニティ名は、ディフォルト値
でないものに変更します。SNMP コミュニティ名の変更に関しては、該当する下記の項を参照してください。ガイドラインの詳細ついては、『Dell Power Solutions(デルパワーソリューション)』
マガジンの 2003 年 5 月号の Securing an SNMP Environment(SNMP 環境でのセキュリティ) という記事を参照してください。このマガジンは
www.dell.com/powersolutions からも入手できます。
メモ: SNMP Set 操作は Server Administrator バージョン 5.2 以降ではデフォルトで無効になっています。Server Administrator は SNMP Set 操作を有効または無効にする機能
をサポートしています。プリファランス にある Server Administrator SNMP の設定 ページ、または Server Administrator コマンドラインインタフェース(CLI)を使って、SNMP Set
操作を有効 / 無効にできます。Server Administrator CLI の詳細に関しては、『Dell OpenManage Server Administrator コマンドラインインタフェースユーザーズガイド』を参照してく
ださい。
メモ: IT Assistant で Server Administrator を実行中のシステムから管理情報を取得するには、IT Assistant で使用するコミュニティ名が Server Administrator を実行中のシステ
ムのコミュニティ名と一致する必要があります。IT Assistant で Server Administrator を実行しているシステムの情報を変更したり処置を実行するには、IT Assistant で使用するコミュ
ニティ名が Server Administrator を実行中のシステムで Set 操作を許可するコミュニティ名と一致する必要があります。IT Assistant で Server Administrator を実行中のシステム
からトラップ(非同期イベント通知)を受け取るには、Server Administrator を実行中のシステムが IT Assistant を実行中のシステムにトラップを送信できるように設定する必要がありま
す。
メモ: SNMP 設定の詳細については、オペレーティングシステムのマニュアルを参照してください。