Users Guide

すべてのコントローラにおいてサーマルシャットダウンを無効にするには、次の omconfig コマンド構文を使用します。
完全な構文
omconfig storage globalinfo action=disablests
構文例
サーマルシャットダウンを無効にする omconfig コマンド構文では、コントローラやエンクロージャの ID を指定する必要はありません。 サーマルシャットダウンを無効にするには、次のように入力しま
す。
omconfig storage globalinfo action=disablests
omconfig グローバルコントローラの再スキャン
次の omconfig コマンド構文を使用すると、システムのすべてのコントロールが再スキャンされます。 コントローラのグローバル再スキャンに関する詳細については、Dell OpenManage のオンライ
ンヘルプを参照してください。
完全な構文
omconfig storage globalinfo action=globalrescan
構文例
システムのすべてのコントローラを再スキャンする omconfig コマンド構文では、コントローラ ID を指定する必要はありません。 すべてのコントローラをグローバルに再スキャンするには、次のコマ
ンドを入力します。
omconfig storage globalinfo action=globalrescan
omconfig コントローラのコマンド
以下の項では、コントローラのタスクを実行するために必要な omconfig コマンドについて説明します。
表 6-16.omconfigコントローラのコマンド
メモ:omreport storage globalinfo コマンドを使用すると、現在 Smart サーマルシャットダウンが有効か無効かを確認できます。 Smart サーマルシャットダウンの状態は、Server
Administrator の GUI にも表示されます。 この状態を表示するには、ストレージ オブジェクトと 情報 / 設定 タブを選択します。
メモ:グローバル再スキャンは、非 RAID SCSI および SAS コントローラではサポートされていません。 非 RAID SCSI コントローラ上の設定変更を表示可能にするには、システムを再起動
します。
注意:omconfig storage controller action=resetconfig controller=id は、コントローラの設定をリセットします。 コントローラの設定をリセットすると、コントローラに接続している仮想デ
ィスク上のすべてのデータが完全に破壊されます。 これらの仮想ディスク上にあるシステムまたはブートパーティションは破壊されます。
必要なコマンドレベル
(1、2、3)
オプション「名前=値」のペア
omconfig storage
controller
action=rescan controller=id
action=enablealarm controller=id
action=disablealarm controller=id
action=quietalarm controller=id
action=testalarm controller=id
action=resetconfig controller=id [force=yes]
action=createvdisk controller=id raid=<c| r0| r1| r1c| r5|r6| r10| r50|r60> size=<数値 | max | min > pdisk=<物理ディスク ID> [stripesize=< 2kb| 4kb| 8kb| 16kb|
32kb| 64kb| 128kb>] [cachepolicy=<d | c>] [readpolicy=<ra| nra| ara| rc| nrc>] [writepolicy=<wb| wt| wc| nwc | fwb>] [name=<文字列>] [spanlength=<数値>]
action=setrebuildrate controller=id
rate=<0 ~ 100>
action=setbgirate controller=id