Users Guide

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はじめに
Dell™OpenManage™ServerAdministratorバージョン 5.3
コマンドラインインタフェースユーザーズガイド
バージョン 5.3 の新機能
Windows コマンドプロンプトからの CLI コマンドの使い方
基本 CLI コマンド
CLI エラーチェックとエラーメッセージ
CLI を使ったスクリプトと比較
コマンド構文の概要
Dell OpenManage Server Administrator のグラフィカルユーザーインタフェース(GUI)またはコマンドラインインタフェース(CLI)を使って重要なシステム管理タスクを実行できます。
レポートと表示の機能を使うと、ネットワーク上のシステムの正常性を検索することができます。 コンポーネントレベルでは、電圧、温度、ファンの回転数 / 分( RPM)、メモリ機能、その他多くの重要コン
ポーネントの詳細が表示されます。 概要表示では、システムに関連する所有コスト(COO)の詳細が表示されます。 BIOS、ファームウェア、オペレーティング システムや、インストールされているソフト
ウェアすべてのバージョン情報も簡単に取得できます。
Server Administrator の設定機能を使うと、以下の項で詳しく説明する主要タスクを実行できます。
バージョン 5.3 の新機能
Server Administrator の本リリースには、次の新機能があります。
l 次の Dell システムに対する追加サポート:R200、R900。
l 次の DellPowerVault™システムに対する追加サポート:100、500、600。
l Microsoft Windows Server 2008(32 ビット x86)および(x64)、Standard 版、Web 版、DataCenter 版、Enterprise 版、Core 版に対する追加サポート。
l Red Hat
®
Enterprise Linux
®
バージョン 4.5(x86_32)および(x86_64)(AS 版、ES 版、WS 版対応)に対する追加サポート。
l Integrated Dell Remote Access Controller(iDRAC)の Intelligent Platform Management Interface(IPMI)設定およびモジュラサーバーの拡張設定の設定またはレポートに対する追加サ
ポート。
l GUI から iDRAC および Chassis Management Controller(CMC)を起動する追加インタフェース。
l システム / サーバーモジュールの概要ページにモジュラサーバーのスロット名およびスロット番号を表示する追加サポート。
l BIOS 設定およびポート情報のページで内蔵 USB デバイス情報を表示する追加サポート。
l BIOS 設定ページで信頼できるプラットフォームモジュール(TPM)情報を表示する追加サポート。
l オペレーティングシステムのウォッチドッグタイマー(WDT)が設定されている場合にベースボード管理コントローラ(BMC)の自動システム回復(ASR)を無効にする追加サポート。
l マザーボード上の追加 LAN ネットワークポートに対する追加サポート。
l BIOS 設定ページおよびポート情報ページで組み込みハイパーバイザー情報を表示する追加サポート。
l BIOS 設定ページで光ドライブコントローラを設定する追加サポート。
l Red Hat Enterprise Linux および SUSE
®
Linux Enterprise Server オペレーティングシステム上で Server Administrator のユーザー権限を編集する追加サポート。
l ネットワークインタフェースコントローラの iSCSI 使用を可能にした追加サポート。
l 電力モニタ設定を設定する追加サポート。
l ホットプラグ可能なデバイスのインベントリをアップデートする追加サポート。Server Administrator は、CatFish テープドライブや SAS ディスクドライブなどのプラグアンドプレイの USB デバイ
スが管理下システムに連結している、または管理下システムから連結解除されている場合にインベントリ情報をモニタし、アップデートします。
l DRAC 帯域内設定が無効にされている場合にリモートアクセス設定を制限する追加サポート。帯域内設定が無効にされている場合、リモートアクセス機能は帯域外(OOB)インタフェースからの
み設定できます。
l 一部の Dell x9xx および xx0x システムの PERC 6/i、PERC 6/E、および SAS 6/iR コントローラに対する追加サポート。
l PERC 6/i および PERC 6/E コントローラの RAID-6 およびRAID-60 に対する追加サポート。
l ストレージ® プロパティページでストレージダッシュボード情報を表示する追加サポート。
l Server Administrator の警告処置情報ページにストレージの警告を表示する追加サポート。
メモ:セキュリティに関する不安がある場合は、Server Administrator のホームページの代わりに CLI を使用して、Server Administrator Web Server をオフにすることもできます。 CLI は
Web Server を使用しません。 omconfig system webserver action=stop コマンドは、Web Server を終了する場合に使用します。 再起動後、自動的に Web Server が起動するので、この
コマンドはシステムが起動するたびに発行する必要があります。 詳細については、「omconfig system webserver/omconfig servermodule webserver」を参照してください。
メモ:Microsoft Windows Server 2008 は 2008 年前半に入手可能予定です。最新情報については、 http://www.microsoft.com/windowsserver2008/default.mspx を参照してください。
メモ:この機能は、PMBus インタフェース搭載の Dell システムでのみサポートされています。