Users Guide

omconfig system events/omconfig servermodule events
omconfig system events または omconfig servermodule events コマンドを使用して、お使いのシステム上のコンポーネントの SNMP トラップを有効および無効にします。
omconfig system events コマンドの「名前=値」ペアには 4 つのパラメータがあります。
l source
l type
l severity
l index
ソース
現在のところ、SNMP が唯一のサポートされた、システムコンポーネントイベント通知ソースなので、source=snmptraps が必要な「名前=値」のペアです。
omconfig system events source=snmptraps
または
omconfig servermodule events source=snmptraps
タイプ
タイプは、イベントに関与するコンポーネントの名前を示しています。 表4-25 は、システムイベントの種類の有効なパラメータを表示します。
表 4-25.システムイベントの種類パラメータ
重大度
イベント設定のコンテキストでは、重大度は Server Administrator がコンポーネントの種類のイベントを通知する前にイベントがどれぐらい重大であるかを決定します。 同じシステムシャーシに同じ種類
の複数のコンポーネントがある場合、index=<数値> パラメータを使用して、コンポーネントの番号に従ってイベントの重大度を通知するかどうか指定することができます。 表4-26 は、有効な重大度の
パラメータを表示します。
event=redundegrad
システムのファンまたは電源装置が動作不能になり、その結果そのコンポーネントの冗長性が不完全になった場合に処置を設定するか、警告生成を有効または無効にし
ます。
event=redunlost
システムのファンまたは電源装置が動作不能になり、その結果そのコンポーネントの冗長性が失われたか「動作している冗長コンポーネントがない」状態になったときに処
置を設定するか、警告生成を有効または無効にします。
event=systempowerwarn
電力消費量プローブが警告値を検知した場合の処置を設定します。
event=systempowerfail
電力消費量プローブがエラー値を検知した場合の処置を設定します。
event=powerreduction
システムが電力の低減モードにセットされている場合の処置を設定します。
event=tempwarn
温度プローブで温度が最高温度または最低温度に近づいていることが検知された場合に処置を設定するか警告生成を有効または無効にします。
event=tempfail
温度プローブで温度が高すぎ、または低すぎて適切な操作ができないことが検知された場合に処置を設定するか警告生成を有効または無効にします。
event=voltfail
電圧プローブで電圧が低すぎて適切な操作が行えないことが検知された場合、処置を設定するか警告生成を有効または無効にします。
event=watchdogasr
システムがハングした、または応答していない場合、ASR によって設定された警告生成を有効または無効にします。
メモ:すべてのイベントの種類がシステム上にあるとは限りません。
「名前=値」のペア
説明
type=accords
AC コードのイベントを設定します。
type=battery
バッテリのイベントを設定します。
type=all
すべてのデバイスの種類のイベントを設定します。
type=fanenclosures
ファンエンクロージャのイベントを設定します。
type=fans
ファンのイベントを設定します。
type=intrusion
シャーシイントルージョンのイベントを設定します。
type=log
ログのイベントを設定します。
type=memory
メモリのイベントを設定します。
type=powersupplies
電源装置のイベントを設定します。
type=redundancy
冗長性のイベントを設定します。
type=systempower
システム電力のイベントを設定します。
type=temps
温度のイベントを設定します。
type=volts
電圧のイベントを設定します。