Users Guide

たとえばSNMP Set 操作を非許可にするには、次のコマンドを使います
omconfig preferences snmp setting=snmpset enable=false
omconfig preferences useraccess
企業の方針によってはServer Administrator に対して一部のユーザーがつアクセスを制限したがいい場合がありますomconfig preferences useraccess コマンドを使用するとServer
Administrator にアクセスできるユーザーまたはパワーユーザーの権利をえたり差し控えることができます
4-19 は、コマンドの有効なパラメータを表示しています
4-19.システム管理者、パワーユーザーおよびユーザーのユーザーアクセス
omconfig system/omconfig servermodule
omconfig system または omconfig servermodule コマンドを使用してログのクリアシャットダウン方法の決定、所有コストの初期値設定および編集、ハング状態にあるオペレーティングシステム
の対応方法決定などを実行します
omconfig system alertaction/omconfig servermodule alertaction
omconfig system alertaction または omconfig servermodule alertaction コマンドを使用してコンポーネントに警告 / エラーイベントが発生した場合Server Administrator の応答方法を決定
できます
警告定義
警告処置とは、指定した条件が満たされた場合にシステムが実行する操作です。 警告処置は、イントルージョンファン、温度、電、電源置、メモリおよび冗長に関し警告またはエラーイベントが
した場合、どのように対処するかを事前に決定するものです
たとえばファンプローブの最小警告しきい600 RPMである場合、システムのファンプローブがファン 300 RPM を読み取るとシステムはファンプローブ警告を生成します。 警告処置設定によっ
て、このイベントの通知方法が決定されます。 警告またはエラー範囲内にある度、電圧、および電流プローブ読み取り値に対して警告処置を設定することもできます
警告設定構文
警告処置を設定するには 2 つの「名前=値」のペア が必要になります。 最初の「名前=値」のペアはイベントの種類です2 番目の「名前=値」のペアはこのイベントで実行する操作ですたとえば、次
のコマンドを参照してください
omconfig system alertaction event=powersupply broadcast=true
または
omconfig servermodule alertaction event=powersupply broadcast=true
イベントは電源装置エラーで、処置は全ての Server Administrator ユーザーへのメッセージをブロードキャストします
使用可能警告
4-20 、警告処置の設定が可能なコンポーネントの警告処置を表示します
4-20.警告イベントとエラーイベントに設定できる警告
メモSNMP Set 操作を有効 / 無効にするコマンドを実行した後で、サービスを再起動して変更を有効にします対応 Microsoft Windows オペレーティングシステムを使用しているシステムで
は、Windows SNMP サービスを再起動します対応 Red Hat Enterprise Linux および SUSE Linux Enterprise Server オペレーティングシステムを使用しているシステムではsrvadmin-
services.sh restart コマンドを実行して Server Administrator サービスを再起動します
コマンド
結果
omconfig preferences useraccess enable=user
Server Administrator アクセスをユーザーパワーユーザーおよびシステム管理者に与え
ます
最も制限のないユーザーアクセスです
omconfig preferences useraccess
enable=poweruser
Server Administrator アクセスをパワーユーザーとシステム管理者に与えます
ユーザーレベルのアクセスのみを除外しま
す。
omconfig preferences useraccess enable=admin
Server Administrator アクセスをシステム管理者のみ与えます
最も制限されたユーザーアクセスです
警告設定
alert=true | false
trueシステムのコンソール警告を有効にします。 有になるとServer Administrator を実行しているシステムに取り付けられたモニタの画面表示上に警告メッセージが
されます