Users Guide

omconfig chassis temps index=4 minwarnthresh=11.2 maxwarnthresh=58.7
または
omconfig mainsystem temps index=4 minwarnthresh=11.2 maxwarnthresh=58.7
このコマンドを実行して、システムによる指定値の設定が完了すると、次のメッセージが表示されます。
Temperature probe warning threshold(s) set successfully.
(温度プローブ警告しきい値は正常に設定されました。)
omconfig chassis volts/omconfig mainsystem volts
omconfig chassis volts または omconfig mainsystem volts コマンドを使用して、電圧プローブ警告しきい値を設定します。 他のコンポーネントに関しては、警告とエラーしきい値の両方を表示する
ことができますが、エラーしきい値を設定することはできません。 最小および最大エラーしきい値はシステム製造元によって設定されます。
電圧警告しきい値の有効なパラメータ
表4-15 は、電圧警告しきい値に有効なパラメータを示したものです。
最小および最大警告しきい値をデフォルト値にする
上限と下限電圧警告しきい値の両方を、推奨されているデフォルト値に設定するには、次のように入力します。
omconfig chassis volts index=2 warnthresh=default
または
omconfig mainsystem volts index=2 warnthresh=default
1 つの値をデフォルト状態にして別の値を設定することはできません。 つまり、最小警告しきい値をデフォルト状態にすると、最大警告しきい値もデフォルト値を選択することになります。
最小および最大警告しきい値の指定
電圧プローブ警告しきい値を指定する場合、設定するプローブ番号と最小、および / あるいは最大警告しきい値を指定する必要があります。 次の例では、プローブ 0 を設定しています。
omconfig chassis volts index=0 minwarnthresh=1.900 maxwarnthresh=2.250
または omconfig mainsystem volts index=0 minwarnthresh=1.900 maxwarnthresh=2.250
このコマンドを実行して、システムによる指定値の設定が完了すると、次のメッセージが表示されます。
Voltage probe warning threshold(s) set successfully.
(電圧プローブ警告しきい値は正常に設定されました。)
omconfig preferences
omconfig preferences コマンドを使用して、システムのユーザー設定を設定します。 コマンドラインを使用して、SNMP ルートパスワードを設定し、Server Administrator にアクセスできるユーザーレ
ベルを指定します。 Active Directory サービス と SNMP Set 操作も設定できます。
omconfig preferences cdvformat
omconfig preferences cdvformat を使用して、レポートされたデータフィールドをカスタムデリミタフォーマットで分けるデリミタを指定します。 デリミタの有効値は、 感嘆符、セミコロン、@、ハッシュ、
ドル記号、パーセント記号、カレット(^)、アスタリスク、波型記号、疑問符、コロン、およびパイプです。
メモ:PowerEdge x8xx および x9xx のシステムでは、大気の温度に関してのみ温度プローブの警告しきい値を設定できます。
メモ:設定可能なしきい値は、システム構成によって異なります。
表 4-15.omconfigchassisvolts/omconfigmainsystemvolts
「名前=値」のペア
説明
index=<数値>
プローブインデックス(指定する必要があります)。
warnthresh=default
最小および最大警告しきい値をデフォルトの状態に設定します。
minwarnthresh=<数値>
最小警告しきい値(少数第 3 位)を設定します。
maxwarnthresh=<数値>
最大警告しきい値(少数第 3 位)を設定します。
メモ:ESM 3 機能を持つシステムでは警告しきい値をデフォルト値に設定することはできません。
メモ:電圧の最小および最大警告しきい値は、PowerEdge x8xx のシステムでは設定できません。