Users Guide

omconfig chassis bmc/omconfig mainsystem bmc
omconfig chassis currents/omconfig mainsystem currents
omconfig chassis fans/omconfig mainsystem fans
omconfig chassis fans または omconfig mainsystem fans コマンドを使用して、ファンプローブ警告のしきい値を設定します。他のコンポーネントに関しては、警告とエラーしきい値の両方を表示す
ることができますが、エラーしきい値を設定することはできません。 最小および最大エラーしきい値はシステム製造元によって設定されます。
ファン警告しきい値の有効なパラメータ
表4-4 は、ファン警告しきい値設定に有効なパラメータを表示します。
表 4-4.omconfigchassisfans/omconfigchassisfans
デフォルトの最小および最大警告しきい値
上限と下限ファン警告しきい値の両方を、推奨されているデフォルト値に設定するには、次のように入力します。
omconfig chassis fans index=0 warnthresh=default
または
omconfig mainsystem fans index=0 warnthresh=default
1 つの値をデフォルト状態にして別の値を設定することはできません。 つまり、最小警告しきい値をデフォルト状態にすると、最大警告しきい値もデフォルト値を選択することになります。
最小および最大警告しきい値の指定
ファンプローブの警告しきい値を指定する場合、設定するプローブ番号と最小、および / あるいは最大警告しきい値を指定する必要があります。 次の例では、プローブ 0 を設定します。 最初のコマンド
は最小しきい値のみを設定し、2 番目のコマンドは最小および最大しきい値の両方を設定します。
omconfig chassis fans index=0 minwarnthresh=4580
または
omconfig mainsystem fans index=0 minwarnthresh=4580
omconfig chassis fans index=0 minwarnthresh=4580 maxwarnthresh=9160
または
omconfig mainsystem fans index=0 minwarnthresh=4580 maxwarnthresh=9160
このコマンドを実行して、システムによる指定値の設定が完了すると、次のメッセージが表示されます。
メモ:システムのハードウェアによって、2 つの属性、usb と usbb のどちらかひとつだけが USB ポート
の設定に使用可能です。
attribute=usbb
setting=enabled | enabledwithbios| disabled
enabled:システム起動中に USB ポートを有効にします(BIOS サポートなし)。
enabledwithbios:システム起動中に USB ポートを有効にします(BIOS サポートあり)。
disabled:システム起動中に USB ポートを無効にします。
メモ:システムのハードウェアによって、2 つの属性、usb と usbb のどちらかひとつだけが USB ポート
の設定に使用可能です。
メモ:本リリースでは、このコマンドは廃止されました。 このコマンドは omconfig chassis remoteaccess/omconfig mainsystem remoteaccess コマンドに置換されました。
メモ:このコマンドは、今後 Server Administrator で使用できません。
「名前=値」のペア
説明
index=<数値>
プローブまたはプローブインデックスの番号(指定が必要)。
warnthresh=default
最小および最大警告しきい値をデフォルトの状態に設定します。
minwarnthresh=<数値>
最小警告しきい値。
maxwarnthresh=<数値>
最大警告しきい値。
メモ:ESM 3、ESM4、および BMC の機能を持つシステムでは警告しきい値をデフォルト値に設定することはできません。