Users Guide
新しいユーザーはパワーユーザーというグループ特権を使って Server Administrator にログインできます。
対応する Windows オペレーティングシステムでゲストアカウントと匿名アカウントを無効にする
1. システムで Windows Server 2003 を実行している場合は、スタート ボタンをクリックし、マイコンピュータ を右クリックして 管理 をクリックします。システムで Windows 2000 を実行している
場合は、マイコンピュータ を右クリックし 管理 をクリックします。
2. コンソールツリーで ローカルユーザーとグループ を展開して、ユーザー をクリックします。
3. ゲスト または IUSR_システム名ユーザーアカウントをクリックします。
4. 処置 をクリックして、プロパティ をポイントします。
5. アカウントは無効 を選択して、OK をクリックします。
X が付いた赤い丸印がユーザー名の上に表示されます。このアカウントが無効になります。
SNMP Agent の設定
Server Administrator は、対応するすべてのオペレーティングシステムで管理ネットワーク管理プロトコル(SNMP)システム管理規格をサポートしています。SNMP サポートは、オペレーティングシステ
ム、またオペレーティングシステムのインストール方法によってインストールされている場合とされていない場合があります。ほとんどの場合、SNMP はオペレーティングシステムのインストールの過程で
インストールされています。SNMP などのインストールされている対応システム管理プロトコル規格は、Server Administrator をインストールする前に必要です。詳細については、「インストール要件」を
参照してください。
SNMP エージェントを設定すると、コミュニティ名を変更したり、Set 操作を有効にしたり、管理ステーションにトラップを送ることができます。DellOpenManage™ITAssistantや Array Manager などの
管理アプリケーションと正しく相互作用するように SNMP エージェントを設定するには、次項で説明する手順に従ってください。
以下の手順は、対応している各オペレーティングシステムで SNMP エージェントを設定する方法を説明しています。
l 対応 Microsoft Windows オペレーティングシステム環境のシステムでの SNMP エージェントの設定
l 対応 Red Hat Linux オペレーティングシステム環境のシステムでの SNMP エージェントの設定
l 対応 SUSE Linux Enterprise Server オペレーティングシステム環境のシステムでの SNMP エージェントの設定
Microsoft Windows オペレーティングシステム環境のシステムでの SNMP エージェントの設定
Server Administrator は、Windows SNMP エージェントによって提供される SNMP サービスを使用します。SNMP エージェントを設定すると、コミュニティ名を変更したり、Set 操作を有効にしたり、管
理ステーションにトラップを送ることができます。IT Assistant などの管理アプリケーションと正しく相互作用するように SNMP エージェントを設定するには、次項で説明する手順に従ってください。
リモートホストによる SNMP アクセスを有効にする
Windows Server 2003 はデフォルトではリモートホストからの SNMP パケットを受け入れません。Windows Server 2003 を実行しているシステムでリモートホストから SNMP 管理アプリケーションを
使ってシステムを管理したい場合は、リモートホストから SNMP パケットを受け入れるように SNMP サービスを設定する必要があります。
Windows Server 2003 オペレーティングシステムを実行しているシステムでリモートホストから SNMP パケットを受け取れるようにするには、次の手順を実行してください。
1. スタート ボタンをクリックし、マイコンピュータ を右クリックして、管理 をクリックします。
コンピュータの管理 ウィンドウが表示されます。
メモ:この手順を実行するには、管理者権限でログインする必要があります。
メモ:デフォルトの SNMPエージェント設定には、通常、public のような SNMP コミュニティ名が含まれています。セキュリティを強化するため、この SNMP コミュニティ名は、ディフォルト値でな
いものに変更します。 SNMP コミュニティ名の変更に関しては、該当する下記の項を参照してください。ガイドラインの詳細ついては、『Dell Power Solutions(デルパワーソリューション)』マガジ
ンの 2003 年 5 月号にある uring an SNMP Environment(SNMP 環境でのセキュリティ) という記事を参照してください。このマガジンは www.dell.com/powersolutions からも入手でき
ます。
メモ:Dell OpenManage Server Administrator バージョン 5.2 以降では、デフォルトで SNMP Set 操作は無効になっています。Server Administrator は SNMP Set 操作を有効または無効に
する機能をサポートしています。プリファランス にある Server Administrator SNMP の 設定 ページ、または Server Administrator コマンドラインインタフェース(CLI)を使って、SNMP Set
操作を有効 / 無効にできます。Server Administrator CLI の詳細に関しては、『Dell OpenManage Server Administrator コマンドラインインタフェースユーザーズガイド』を参照してください。
メモ:IT Assistant で Server Administrator を実行中のシステムから管理情報を取得するには、IT Assistant で使用するコミュニティ名が Server Administrator を実行中のシステムのコミュニ
ティ名と一致する必要があります。IT Assistant で Server Administrator を実行しているシステムの情報を変更したり処置を実行するには、IT Assistant で使用するコミュニティ名が Server
Administrator を実行中のシステムで Set 操作を許可するコミュニティ名と一致する必要があります。IT Assistant で Server Administrator を実行中のシステムからトラップ(非同期イベント通
知)を受け取るには、Server Administrator を実行中のシステムが IT Assistant を実行中のシステムにトラップを送信できるように設定する必要があります。
メモ:SNMP 設定の詳細については、オペレーティングシステムのマニュアルを参照してください。