Users Guide
omconfig rac reset
omconfig rac reset コマンドを使って、RAC をリセットします。
omconfig rac uploadcert
omconfig rac uploadcert コマンドを使って、サーバーまたは CA 証明書を RAC にアップロードします。証明書の完全修飾パス名を入力し、アップロードする証明書の種類を選択する必要がありま
す。アップロードできる 2 種類の証明書は、サーバ証明書か、認証局(CA)から取得できる証明書です。認証局の例には、Thawte Server CA または VeriSign, Inc.などがあります。
表7-14 は、コマンドの有効なパラメータを表示しています。
表 7-14.omconfigracuploadcert
omconfig rac users
omconfig rac users コマンドを使って、ユーザープロパティの値を指定します。表7-15 は、コマンドの有効なパラメータを表示しています。
表 7-15.omconfigracusers
コマンドの例
メモ:このコマンドは FTP プロトコルを使用して RAC ファームウェアと通信します。コマンドは、ファイアウォールソフトウェアがインストールされている場合、失敗することがあります。
「名前=値」のペア
説明
file=<テキスト>
RAC にアップロードする証明書の絶対パス名(ファイル名と拡張子を含む)(必須)。
type=server | ca
アップロードしている証明書がサーバ証明書あるいは CA 証明書かを示します。
「名前=値」のペア
説明
username=<テキスト>
ユーザー名を設定します。
index=<数値:0~15>
エントリのインデックスを指定します。インデックスは RAC にある 16 個のユーザーの「ポジション」から 1 つを指定します。
インデックスが omconfig rac コマンドで指定されていない場合、RAC で次に使用できるポジションにエントリが追加されます。
インデックスが omconfig rac コマンドで指定され、別のエントリがそのポジションに対して既に存在する場合、キーフィールドパラメータを使ってコマンドを実行する
かどうか決定します。ユーザーが提供するキー フィールドが RAC のその特定の位置でエントリのキー フィールドに一致する場合、RAC エントリは編集されます。
そうでない場合、コマンドは失敗します。
userpassword=<テキスト>
パスワードを設定します。
numericpagingenable=true |
false
true:数値ページングを有効にします。
false:数値ページングを無効にします。
numericpagernumber=<数値>
数値ページング番号を設定します。
numericpagermsg=<テキスト>
数値ページングメッセージを設定します。
emailpagingenable=true |
false
true:電子メールページングを有効にします。
false:電子メールページングを無効にします。
emailaddress=<テキスト>
電子メールアドレスを設定します。
emailmsg=<テキスト>
電子メールメッセージを設定します。
alphapagingenable=true |
false
true:アルファページングを有効にします。
false:英字ページングを無効にします。
alphanumber=<数値>
英数字を設定します。
alphaprotocol=8N1 | 7E0
プロトコールを設定します。
alphabaudrate=<数値>
アルファボーレートを設定します。
alphapagerid=<数値>
アルファページャー ID を設定します。
apphacustommsg=<テキスト>
アルファ カスタム メッセージを設定します。
alphapagerpassword=<テキ
スト>
アルファページャーパスワードを設定します。