Users Guide
type=memory
メモリのイベントを設定します。
type=powersupplies
電源装置のイベントを設定します。
type=redundancy
冗長性のイベントを設定します。
type=temps
温度のイベントを設定します。
type=volts
電圧のイベントを設定します。
重大度
イベント設定のコンテキストでは、重大度は Server Administrator がコンポーネントの種類のイベントを通知する前にイベントがどれぐらい重大であるかを決定します。同じシステムシャーシに同じ種
類の複数のコンポーネントがある場合、index=<n> パラメータを使用して、コンポーネントの番号に従ってイベントの重大度を通知するかどうか指定することもできます。表4-26 は、有効な重大度の
パラメータを表示します。
表 4-26.システム設定重大度パラメータ
Index
インデックスは、特定のコンポーネントのイベント番号を指します。インデックス パラメータはオプションです。インデックスパラメータを省略すると、イベントは、すべてのファンなど指定された種類の
すべてのコンポーネント用に設定されます。たとえば、システムに 2 つ以上のファンが含まれる場合、特定のファンのイベント通知を有効にしたり無効にできます。コマンド例を次に示します。
omconfig system events type=fan index=0 severity=critical
このコマンド例の結果、Server Administrator はシステムシャーシの最初のファン(インデックス 0)が重大ファン RPM に達した場合にのみ SNMP トラップを送信します。
omconfig system webserver
omconfig system webserver コマンドを使用して、ウェブサーバを開始したり、または停止します。表4-27 は、コマンドの有効なパラメータを表示しています。
表 4-27.WebServer設定パラメータ
omconfig システム回復
omconfig system recovery コマンドを使って、オペレーティングシステムがハング状態またはクラッシュした場合に実行する操作を設定します。システムのオペレーティングシステムがハング状態に
あると判断される前に、何秒間経過する必要があるかを設定することもできます。表4-28 は、コマンドの有効なパラメータを表示しています。
表 4-28.回復パラメータ
コマンド
結果
説明
omconfig system events type=<コンポーネント 名>
severity=info
情報イベント、警告イベントおよび重要イベントの通知を有
効にします。
最も制限の少ないイベント通知。
omconfig system events type=<コンポーネント 名>
severity=warning
警告イベントと重要イベントの通知を有効にします。
コンポーネントが通常の状態に戻ったときなどに、情報イベント通知を
省略します。
omconfig system events type=<コンポーネント 名>
severity=critical
重要イベントのみの通知を有効にします。
制限的なイベント通知。
mconfig system events type=<コンポーネント 名>
severity=none
イベント通知を無効にします。
イベント通知はありません。
「名前=値」のペア
説明
action=start
Web Server をスタートします。
action=stop
Web Server を停止します。
action=restart
Web Server を再起動します。
メモ:タイマーの上限と下限はシステムのモデルと構成によって異なります。
「名前=値」のペ
ア
説明
action=none
オペレーティングシステムがハングまたはクラッシュした場合に、何もしません。
action=reboot
オペレーティングシステムをシャットダウン後、システムを起動し、BIOS チェックを実行してオペレーティングシステムを再ロードします。
action=poweroff
システムの電源をオフにします。