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表4-8 は、コマンドの有効なパラメータを表示しています。
表 4-8.omconfigchassisfrontpanel
omconfig chassis info
omconfig chassis info コマンドを使って、システムの管理タグとシャーシ名を入力します。システムがモジュラシステムの場合、モジュラコンポーネントの管理タグも入力できます。表4-9 は、コマ
ンドの有効なパラメータを表示しています。
表 4-9.omconfigchassisinfo
以下の例では、メインシステムシャーシの管理タグを buildsys に設定します。
omconfig chassis info index=0 tag=buildsys
インデックス 0 はメインシステムシャーシのデフォルト値です。次のコマンドでは index=n が省略されていますが、結果は同じです。
omconfig chassis info tag=buildsys
有効なコマンドが実行されると、結果として次のメッセージが表示されます。
Chassis info set successfully.
(シャーシ情報は正常に設定されました。)
シャーシによっては、異なる名前を割り当てることができます。メインシステムシャーシの名前を変更することはできません。下の例では、シャーシ 2 の名前を storscsi1 から storscsia に変更しま
す。
omconfig chassis info index=2 name=storscsia
他のコマンドでは、シャーシ 2(メイン シャーシ=0)がない場合、CLI によってエラーメッセージが表示されます。CLI では、存在するシステム構成に対してのみコマンドを実行できます。
omconfig chassis leds
omconfig chassis leds コマンドを使って、シャーシフォールト LED またはシャーシ識別 LED が点滅する時間を指定して、システムの ハードドライブの LED をクリアすることができます。表4-10
は、コマンドの有効なパラメータを表示しています。
表 4-10.omconfigchassisleds
「名前=値」のペア 1
「名前=値」のペア 2
説明
lcdindex=<インデックス>
なし
LCD ライン番号を指定します。
config=none | default | custom
なし
none:LCD テキストを「なし」に設定します。
default:LCD テキストをデフォルトに設定します。
custom:LCD テキストをカスタムに設定します。
text=<カスタムテキスト>
なし
config=custom のときに LCD のカスタムテキストを設定します。
nmibutton
enable=true | false
true:システムの NMI ボタンを有効にします。
false:システムの NMI ボタンを無効にします。
powerbutton
enable=true | false
true:システムの電源ボタンを有効にします。
false:システムの電源ボタンを無効にします。
「名前=値」のペア
説明
index=<数値>
管理タグまたは名前を設定するシャーシの番号。
tag=<テキスト>
英数字テキストによる管理タグ。10 文字以下の英数字を使用します。
name=<テキスト>
シャーシ名
「名前=値」のペア 1
「名前=値」のペア 2
説明
index=<n>
なし
LED が存在するシャーシ番号(デフォルトはメインシステムシャーシであるシャーシ 0)。
led=fault
severity=warning | critical
警告イベントまたは重要イベントの発生時に、LED を点滅するように選択します。
led=hdfault
action=clear
ハードドライブのフォールト数を 0 に戻します。