Users Guide
omconfig chassis currents
omconfig chassis currents コマンドを使って、アンペアプローブ警告しきい値を設定します。他のコンポーネントに関しては、警告とエラーしきい値の両方を表示することができますが、エラーしき
い値を設定することはできません。最小および最大エラーしきい値はシステム製造元によって設定されます。
電流警告しきい値に対する有効なパラメータ
表4-5 は、電流しきい値設定に有効なパラメータを表示します。
表 4-5.omconfigchassiscurrents
デフォルトの最小および最大警告しきい値
電流の上限と下限警告しきい値の両方を、推奨されているデフォルト値に設定するには、次のように入力します。
omconfig chassis currents index=0 warnthresh=default
1 つの値をデフォルト状態にして別の値を設定することはできません。つまり、最小警告しきい値をデフォルト状態にすると、最大警告しきい値もデフォルト値を選択することになります。
最小および最大警告しきい値の指定
電流プローブの警告しきい値を指定する場合、設定するプローブ番号と最小、および / あるいは最大警告しきい値を指定する必要があります。次の例では、プローブ 0 を設定します。
omconfig chassis currents index=0 minwarnthresh=3.310 maxwarnthresh=3.381
このコマンドを実行して、システムによる指定値の設定が完了すると、次のメッセージが表示されます。
Current probe warning threshold(s) set successfully.
(電流プローブの警告しきい値は正常に設定されました。)
config=user
id=user id
dracusergroup=custom
logindrac= true | false
configuredrac= true | false
configure users= true | false
clearlogs= true | false
executeservercommands= true | false
accessconsoleredir= true | false
accessvirtualmedia= true | false
testalerts= true | false
メモ:設定可能なしきい値はシステム構成によって異なります。
メモ:組み込みシステム管理 3 (ESM3) 機能を持つシステムでは警告しきい値をデフォルト値に設定することはできません。
メモ:インデックスパラメータはオプションです。インデックスを指定しない場合、Server Administrator はシステムにあるすべての電流プローブ用に設定された状態、読み取り値、およびしき
い値の概要を表示します。すべてのシステムに、電流プローブが存在しないシステムもあります。インデックスを指定する場合、Server Administrator は特定の電流プローブの概要を表示し
ます。
「名前=値」のペア
説明
index=<n>
プローブまたはプローブインデックスの番号(指定が必要)。
warnthresh=default
最小および最大警告しきい値をデフォルトの状態に設定します。
minwarnthresh=<n>
最小警告しきい値(小数点以下 3 桁)。
maxwarnthresh=<n>
最大警告しきい値(小数点以下 3 桁)。