Users Guide
コンポーネントの状態は重大度によってレベル付けされます。 重大度の各レベルに応じて対処法が変わります。 たとえば、警告 または 重要 / エラー 状態の場合は、データ損失を回避するために即
座に修正措置をとる必要があります。
コンポーネントが 警告 または 重要 状態になる理由を示すイベントを探すには、警告ログの情報が役立ちます。 トラブルシューティングの詳細については、「Storage Management オンラインヘルプ」
を参照してください。
表6-1 は、さまざまな重要度レベルと、それに対応するコンポーネントの状態を示しています。
表 6-1 重大度レベルとコンポーネントの状態
プリファランスの管理: ホームページの設定オプション
プリファランスホームページの左ウィンドウ枠(システムツリーが ServerAdministratorホームページで表示されている)には、システムツリーウィンドウの使用可能な設定オプションがすべて表示さ
れます。 表示されるオプションは、管理下システムにインストールされているシステム管理ソフトウェアによって異なります。
使用できるプリファランスホームページの設定オプションについては、図6-2 を参照してください。
図 6-2 プリファランスホームページ設定オプションの管理
一般設定
一般設定 オブジェクトをクリックすると、選択した ServerAdministrator機能のユーザーとセキュアポートサーバー(Web Server)の環境を設定できます。 温度 オブジェクトウィンドウには、ユーザー
のループ特権に従って、 ユーザー タブと Web Server タブが表示されます。
ユーザー
サブタブ: プロパティ
ユーザー タブでは、ホームページの外観や 電子メール ボタン用のデフォルト電子メールアドレスなどのユーザー設定を設定できます。
Web Server
サブタブ: プロパティ | X.509 証明書
プロパティ タブでは以下のことができます。
l セキュリティ保護されたポートサーバーのプリファランスを設定します。 サーバー設定の設定方法については、「セキュアポートサーバーとセキュリティのセットアップ」を参照してください。
l 新しい X.509 証明書を作成したり、既存の X.509 証明書を再利用したり、認証機関(CA)からルート認証や認証チェーンをインポートして X.509 証明書を管理します。 証明書管理の詳細につ
いては、「X.509 証明書の管理」を参照してください。
ServerAdministrator
ServerAdministrator オブジェクトをクリックすると、ユーザー特権とパワーユーザー特権のあるユーザーのアクセスを有効または無効にして、SNMP root パスワードを設定できます。
ServerAdministratorオブジェクト処置ウィンドウには、ユーザーのグループ特権に従って、プリファランス タブが表示されます。
プリファランス
メモ:表示される状態は、ブラウザがそのページを初めて表示したときの状態を反映しています。 状態が変化していることが予想され、表示情報をアップデートする場合は、処置ウィンドウの右上
隅にある 更新 ボタンをクリックしてください。 ストレージ設定変更は、コントローラの 再スキャン を実行したときにのみ検知可能な場合があるため、必要なコントローラの 情報 / 設定 タブをク
リックしてから、再スキャン をクリックしてください。
重大度レ
ベル
コンポーネントの状態
正常 /OK。 コンポーネントは予想どおりに動作しています。
警告 / 非重要。 プローブまたはその他モニターデバイスが許容レベルを超えるコンポーネントの読み取り値を検知しました。 コンポーネントがまだ機能していても、エラーが発生する可
能性があります。 または、コンポーネントが不安定な状態で機能している可能性もあります。 データ損失の可能性があります。
重要 / 障害 / エラー。 コンポーネントでエラーが発生したか発生する恐れがあります。 このコンポーネントは即座に処置を要し、交換が必要な場合もあります。 データ損失が発生した
可能性もあります。