Users Guide
コンピュータ起動時にメモリをクリアし、デバイスを初期化し、OS をロードします。 OS が応答に失敗しない限り、コンピュータは <Ctrl><Alt><Del> で再起動(ウォームブート)できます。これがで
きない場合はリセットボタンを押すか、コンピュータの電源を一度落としてまた入れなおす、コールドブートを実行する必要があります。
ブート可能ディスク
コンピュータはフロッピーで起動可能です。 このブート可能ディスクを作成するときは、ディスクをドライブに挿入し、 sys a: と コマンドラインプロンプトに入力してから <Enter> を押します。 コンピュ
ータがハードドライブから起動できないときにこのブート可能ディスクを使用します。
複合キー
複数のキーを同時に押すコマンド。 たとえば、<Ctrl><Alt><Del> キーの組み合わせを押すと、コンピュータを再起動できます。
複数周波数モニタ
いくつかのビデオ規格をサポートするモニタ。 複数周波数モニタはさまざまなビデオ アダプタの周波数範囲に合わせて調整できます。
物理メモリアレイ
物理メモリアレイは、システムの全物理メモリ配列です。 物理メモリ アレイの変数には、最大サイズ、マザーボード上の合計メモリスロット数、および使用中の合計スロット数などがあります。
プラグアンドプレイ
ハードウェアデバイスをパーソナルコンピュータに追加しやすくするための業界標準仕様。 プラグアンドプレイによって、自動インストールと設定、既存ハードウェアとの互換性、およびモバイルコンピ
ューティング環境のダイナミックサポートが提供されます。
フラッシュ BIOS
ROM でなくフラッシュメモリに保存される PC BIOS。 ROM BIOS が新しいチップと交換しなければならないのに対し、フラッシュ BIOS チップはアップデートすることができます。
フラッシュメモリ
コンピュータに取り付けたまま、ディスク内のユーティリティを使用して再プログラミングできる EEPROM チップ。ほとんどの EEPROM チップは、特別なプログラミングツールがなければ再書き込み
できません。
プローブ
システムのある一定の時点で、量的測定をしたり、システムの状況を決定する電気センサー。 Server Administrator は温度、 電圧、ファン、メモリ、電流、およびシャーシイントルージョンなどを
監視します。 プローブは計量(特定の場所および時間での温度測定など)、あるいは状態(シャーシイントルージョンが発生した、またしなかった場合など)をスナップショットで表示します。
プログラムディスクセット
オペレーティングシステムまたはアプリケーションプログラムを完全にインストールできるディスクのセット。 プログラムを再設定するときには、通常、プログラムディスクセットが必要になります。
プロセッサ
演算機能と論理機能の解釈と実行を制御する、コンピュータ内部の主要な演算チップ。1 つのプロセッサに書き込まれたソフトウェアは、別のプロセッサで実行するためには改訂する必要がありま
す。 「CPU」はマイクロプロセッサの同義語です。
プロテクトモード
80286以降のプロセッサによってサポートされる動作モード。プロテクトモードでは、オペレーティングシステムを通じて次のことが実現されます。
l 16 MB(80286 マイクロプロセッサの場合)~ 4 GB(Intel 386 以上のプロセッサの場合)のメモリアドレススペース
l マルチタスク
l 仮想メモリ(ハードディスクドライブを使用して、アドレシング可能なメモリを増加させる技法)
Windows NT、Windows 2000、Windows XP、OS/2、および UNIX®32 ビットオペレーティングシステムはプロテクトモードで実行されます。 ただし、MS-DOS から起動できる一部のプログラム
(Windows など)は、コンピュータをプロテクトモードに移行することができます。